第84話 イレギュラーモンスター集合

 しばらくして目の前に大きなものが出来ていた、みた感じとても大きな生物で7〜8メートルはある大きさだ


「あらあら、オークキングが生まれたのね、これはやっかいですねー」


とフェンさんがモンスターの名前を言った


 「オークキングってどんなモンスターなのですか?」


と僕は普通のオークは知っているがオークキングら初めて聞いたのでフェンさんに質問した


 「オークキングはね、普通のオークの群れの中で一番強いオークが進化してオーナーの王様扱いになる感じね、でも今回はイレギュラーなオークキングだから強さは比べ物にならないくらいこっちの方が強いわー」


とフェンさんは準備運動しながら答えてくれた


 次に現れたのは顔はライオンで尻尾に蛇の頭がついていて背中には翼が生えているモンスターが現れた


 「今度は、キメラですかまぁ相手するのめんどくさいですけど私がお相手します」


とクロさんがキメラを相手にするそうである



 「では、カメラの説明に入らせていただきます、キメラとは錬金などで作られた人工魔物と言われたりしていますが、突然変異でこのように魔物同士が繋がった状態で生まれる場合もあります、また特徴としてライオンのように獰猛で、尻尾の蛇は猛毒があるから噛まれるとすぐに死んでしまうので注意が必要です、あとこの個体は背中に翼があるため空を飛ぶことができる可能性が高いので気をつけることですね」


とクロさんによるキメラ講座が始まった


 しばらくしてモンスターがもう一体現れたの、今度は人型だが頭に角が生えていて、背中に翼があり、顔は羊みたいな顔をしている、僕は目が合ってしまい、その瞬間にちゃーととても気持ち悪い笑顔を浮かべていた


「あれは悪魔ですね、しかも人型なので魔法がとても厄介です、また角を使って突進してきて獲物を貫いて致命傷を与え弱ったところをなぶり殺ししてきたり、獲物を追い詰めてじわじわなぶり殺しをするなど陰湿なやつですね」


とクロさん解説で相手が悪魔であるとわかった、目が合った瞬間僕は体の震えが止まらなくなっていた恐怖が僕や頭を支配し何も考えられなくなっていた


 「大丈夫よ、ゆうに指一本たりとと触れさせないわ、悪魔を倒すのは天使の役目だもの」


 とミカエルさんが、僕に優しく声をかけてくれた、今までの恐怖の感情が綺麗に抜け落ちていった。


「さぁー始めましょうかー」


 「さっさとけりをつけます」


 「不快だから早く片付けましょう」

 

と大人達による決戦が今幕を開けた

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