44話 一階層のフロアボスと戦う

ある程度ゴブリンたちとの戦闘をして幼女たちは余裕な感じでゴブリンを倒していた

「張り合いがないよー」

「1対1なら負けるはずありませんからね」「たのしくない」

「もっともっと強いのがいないのかしら」

とみんなから不満な声が出始めたら、すると小雪先輩は「じゃあここの階層のボスのところにいきましょうか、相手はゴブリンファイター、ゴブリンウォーリア、ゴブリンアーチャー、ゴブリンマジシャン、の4対が一斉に出てきての戦闘になるの、だからダンジョンでは基本的にパーティーを組んでお互いの欠点を補って攻略していくんだけど、まぁあなたたちは大丈夫でしょう」と言った。

 幼女たちとフロアの奥に行くと大きな扉が見えてきた

「おっきな扉だよお家のよりどのくらい大きいのかな?」とリルが言い

「でもこれだけ大きかったら開けるのも一苦労しそうですね」とユキが言い

「おもくて、ぜったい、あけられない」とユニが言い

「大丈夫私の重力魔法で軽くするから」とエルが言った。

「この扉の奥に僕のゴブリンが4体いるみたいだけどみんなはどうしたい?」と聞くと

「ぶっころなの」「丸焼きにします」「おぼれ、させる」「潰したい」とみんな殺意が凄いことになってた。

「じゃあここのボスを倒すことが出来たら研修は終了となりから頑張ってねって言っても多分すぐに戦闘が終わりそうだけど」と小雪先輩は笑いながら言った。

 そして僕たちは扉を開けて中に入るとゴブリンファイター、ゴブリンウォーリア、ゴブリンアーチャー、ゴブリンマジシャンが中で僕たちを見ると一斉に走ってこちらにきた

 その瞬間リルが瞬時に周りに霧を出しながら走っていきゴブリンファイターの首を一瞬にして落とした。

 そして次にゴブリンアーチャーがリルを見た瞬間ユキが弓矢のような構えをした瞬間ユキの指先から炎が出てきたがそれは弾丸のように目で追えないくらい早く気づいた時にはゴブリンアーチャーの眉間が撃ち抜かれた。

 それを見たゴブリンウォーリアが見開いた瞬間ユニがゴブリンウォーリアの顔に水を張り付かせていた、すると流石に息ができないため苦しみ始めた。すぐにゴブリンウォーリアは地面に倒れて痙攣し始めたがすぐにぴくり動かなくなった。

 最後にゴブリンマジシャンは状況が全く把握できておらず漠然としていた、そこにエルがすかさずマジシャンに向けて重力魔法を使いすぐにマジシャンは潰れてしまっていた。

時間にして5秒も満たない時間で一階層のボスを攻略したのであった。

「終わったー」「手応えなさすぎです」「あっとゆうま」「弾け飛んだわー」とみんなが感想言ってる間僕と小雪先輩は唖然としていた


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る