第一章

第1話 スキルモンスターテイマーと初めてのティム

今日は15歳の誕生日、僕の世界では異世界と繋がりがあるおかげで15歳になるとスキルを獲得することができる。僕はモンスターテイマーであった。

モンスターって言ってもいろんな種類がいるが僕はやっぱり可愛い系やカッコいい系が好きだからそうゆう子達をティムしたい。今はダンジョンに来ている。って言っても初心者用ほダンジョンなので比較的安全ではあるがしっかり周りを気にして探索している。

しばらく歩くとお腹が空いたので木の陰でおにぎりやサンドウィッチなどを食べようとしていたところ、草のところからカサカサと音がした。気をつけて見てみると犬みたいなモンスターが出てきた。

とても小さくチワワぐらいで僕は可愛いと思ったら甘える声を出しながら近づいてきた。「どうした迷子か」と言ったが言葉はわかるわけないと思いながら聞いたら「ワンワン、クゥーン」と甘えてきたのでお腹すいてるのかなと思い僕のお弁当のおにぎりシャケを渡したらそれをガツガツとあっという間に全部食べていた。「わんわんわん」と鳴きもっと欲しいのかと僕の持っていたサンドウィッチも渡したらそれも食べてあっという間に食べ終えた。「クゥークゥー」と僕の足に身体を擦り付けて来て、懐かれたなと思った。でもまだ小さいから親がどこかにいると思い「親はどこにいるの」と聞いたが「わんわん、わん、わんわん」としか言わない、当たり前だと思うがなんで言ってるかわからない。

まぁ今日はもう帰ろうと思い立って歩こうとしたらその犬はついて来た。可愛い、撫でると甘えた声で鳴いてくる。「今日はもう帰るからねバイバイ」と言ったら犬は僕のズボンを噛んで行かせないようにしてきた。しかも本当に小型犬とは思えないほどの力があった。モンスターだからそうかもと思いどうしようかなと思ったが僕はその子を連れて帰ることにした。ティムのやり方は簡単で僕が「一緒に行くかい」と聞きまぁなんて言ってるか分からないけどモンスターから返事をしてもらう、いい返事だったらモンスターが光ってそしたらお互いの場所が把握出来るようになっている。

またティムが失敗した場合は光らず何も起きない為わかりやすくなっている。

結果は成功して僕はその犬を連れて家に帰って行った。

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