現代社会の疑問について
華ノ月
第1話 社会は「支配する人」と「支配される人」に分かれている
私はこの世の中が支配する人と支配される人に分かれていると感じています。地位の高い人が支配している世の中だと思っています。それは「会社」を見ると分かるのではないのでしょうか?地位のある人(支配する人)が労働者(支配される人)を雇い、働かせています。でも、「雇う」というのは言い換えれば、人間を買っているということではないでしょうか?そして、労働させるわけですが、労働者は雇った人の支配下に置かれて、場合によっては体や心に負担のくる労働を強いられます。これが、本当の「人間」の形でしょうか?私の答えは「否」です。今の世の中はこれが形となっているわけですが、私から見ると「本来の人間の姿」からかけ離れるのではないかと思っています。地位のあるものである支配する人は地位のないものから搾取します。そして、地位のあるものが私腹を肥やし、地位のないものは労働者として働かされます。でも、なぜその世の中に誰も疑問に思わないのでしょうか?逆を言えば労働者がいなければ「会社」は成り立ちません。でも、世の中はその労働者たちに光を与えていません。大半の会社が支配する人が人間を使い、私腹を凝らしているのが見え隠れしています。世の中には沢山働いても生活が困難な人が大勢います。その人たちになぜ光が与えられないのか?そして、それを知っていながら支配する人はなぜ手を差し伸べないのか?働きやすい世の中になっていると人々は言いますが、それは人間の本当の形なのでしょうか?私はそう思いません。政治家もまた、大半が世の中をよくすると言いながら、自分たちの優位な方に持っていっている支配する人たちではないかと私は思います。
はるか昔、人々は手を取り合って協力し合いながら生きてきました。でも、今の世の中は同じ人間でありながら「支配する人」と「支配される人」に分かれています。私はこの世の中が本当に平和かといえば、平和ではなくとても悲しい世界だと思います。
「みんな同じ人間でありながら、なぜ平等ではないのだろう……」
そう考えてしまします。
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