異世界転生で無人島をもらった私。島でのんびり暮らしたり、時々、旅に出たりします

てるゆーぬ@キャンピングカー作品書籍化!

第1章

第1章1話:異世界へ



私は高卒会社員だった。


名前は緒方アオイ。


長時間労働により過労死してしまった。


天界のような草原で、女神様が尋ねてきた。


「来世はどんな人生を望みますか?」


私はぼんやりと思った。


のんびりと暮らしたい。


たとえば無人島で一人暮らしとか、憧れるなぁ。


世間から離れて、一人でスローライフするとか、最高だよね。


それから、気ままに旅をしてみたい。


美味しいものを食べて。


いろんな景色を見て。


娯楽にも不自由せず。


明るく、笑って毎日を過ごせるような人生を生きていきたい。


「わかりました。あなたの願い、叶えてさしあげましょう」


女神さまが告げた瞬間。


私の身体が光に包まれ……


意識が、彼方へと飛ばされていた。











これからあなたを異世界に転生させます。


その前に、転生特典について説明をします。


一度しか言わないので、よく耳を傾けて聞いてくださいね。






まずステータスウインドウについて。


あなたは異世界では「オープン」「クローズ」と念じることでステータスウインドウが開くことができます。


パラメータ。


アイテムボックス。


スキル画面。


……などを確認することができます。






次にスキルについて。


異世界生活にあたって、便利に過ごせるスキルを与えておきました。


年を取らなくなる【不老】


使役ゴーレムを3体だけ召喚できる【ゴーレム召喚】


どんなものでも素材さえあれば製作可能なスキル【クラフト(Lv99)】


とても役立つスキルなので、是非活用してください。







なお、あなたの新しい肉体の年齢は120歳としておきます。


見た目も再構成しておきました。


アイテムボックスに姿見を入れておきますので、どんな容姿になったか、あとで確認してみてください。







それでは、


これより転生を行います。


転生先は、無人島です。


この無人島は、女神である私が創った島なので、誰の領土でもありません。


あなたに譲渡しますので、住むのも開拓するのも好きにおこなってください。


では……


異世界で、快適な暮らしができることを祈っています。




―――――――――――

おしらせ:


作者は、女主人公モノのスローライフ作品をいくつか投稿しています。

よろしければ、本作とあわせてお読みください!

【追放令嬢、クラフトしながらキャンピングカーで異世界を旅します】

https://kakuyomu.jp/works/16817330658105992517

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