「愛され作家No.1決定戦」ランクイン作家へ特別インタビュー 第1弾
本インタビューは2023年2月15日に「カクヨムからのお知らせ」で掲載しました。
◆インタビュー参加者
アニッキーブラッザー氏(https://kakuyomu.jp/users/dk19860827)
代表作『禁断師弟でブレイクスルー~勇者の息子が魔王の弟子で何が悪い~』(https://kakuyomu.jp/works/1177354054918478427)
【書籍化したときのような反響だった……】
――『愛され作家決定戦』での第1位、おめでとうございます。読者の方からはリアクションがございましたか?
コメント欄で「おめでとう!」と言っていただいたり、ツイッターの方でも色々とリプライをいただきました。それこそ書籍化したときのような反響ぶりでした……。
――ギフトと共に送られてくるメッセージを受け取って、どのように感じられますか?
とても嬉しいです。「こういうところが好きです」と事細かに書いてくださる方がいたりすると、こんなにも細かく読んでくださるなんて…と感じます。また、Twitterのフォロワーさんだと分かる方もいるのですが、ここまで追いかけていただけるんだなと感謝しております。
【愛され作家No.1の秘訣とは……】
――どうして『愛され作家決定戦』で第1位になることができたと思いますか?
正直に言いますと…タイミングが良かったと思っています。今回書いている『禁断師弟でブレイクスルー~勇者の息子が魔王の弟子で何が悪い~』がちょうど盛り上がる場面で、その展開の中でのサイドストーリーを限定近況ノートに投稿していたこともあったりして、読者の皆さまにノッていただきました。
――限定近況ノートに小説本編のサイドストーリーを投稿していたとのことですが、具体的にどのような内容を書いておりましたか?
『禁断師弟でブレイクスルー~勇者の息子が魔王の弟子で何が悪い~』の本編では、”主人公のこれまでの戦い”や”出会った人々”などが記録映像として空へ映し出される、そしてその映し出されたものに対して他の登場人物がリアクションをするシーンがあります。そこで、限定近況ノートでは、実はこのキャラクターは映像を見てこう思ってました!といった小説本編で描かれなかった場面を投稿していました。
――小説本編のサイドストーリーに対する読者さんの反応はいかがでしたか?
「かつて別れたヒロインや昔に出会った敵キャラがそこにいたらどういうリアクションをするのかなーっていうのを見たかった!」っていう方が多くて、ありがたいことにとても好評でした。
――限定近況ノートの告知はどのようにされていますか?
小説本編の最後部に後書きとして「本編に入りきらなかった部分を限定近況ノートに投稿しています」と告知しつつ、外向けにTwitterでも告知しています。
――その他、工夫したことはありますか?
「近況ノート(非限定)のコメント欄を開放しますので、議論したい方はそこで自由にやってください」としてみたところ、ありがたいことに1000件以上コメントを頂くことができました。これをきっかけに、フォロワー数と近況ノートにアクセスする方が一気に増えたと実感しました。
【「書くことによって得られるもの」があることはモチベーションのひとつ】
――(話は変わりまして)書籍の刊行が終了した作品でも、カクヨムで連載を続けることで書き続けることができます。アニッキーブラッザーさんも実践しておりますが、こちらはいかがですか?
書籍の刊行が終わった瞬間にモチベーションが低下してしまい、ウェブ連載が打ち切り、もしくは完結しないまま途中でストップしてしまうこともあると思います。
しかし、リワードやギフトといった形で「書くことによって得られるもの」があることはモチベーションのひとつになります。
実際に、私の『禁断師弟でブレイクスルー~勇者の息子が魔王の弟子で何が悪い~』も書籍の刊行は終了しているのですが、リワードやギフト、そして何よりカクヨムの読者が読んでくれるおかげで、これからも書いていきたいと思えるようになりました。
――(ところで)プロフィールを拝見すると「サラリーマン」との記載があったのですが、普段働きながら小説も書かれるとなるとかなりお忙しいのでは……?
そうですね(笑)。ただ、ある程度忙しいことで逆に書く時間が限定されて、そちらの方が集中できます。時間が沢山あるせいでダラダラとしてしまいメリハリが付かないということが過去、実際にありました(笑)。
――そもそも小説を書き始めたきっかけはどのようなものだったのでしょうか?
学生の頃に放映されていた『天元突破グレンラガン』がそもそものきっかけでした。
それまでマンガやアニメをそこまで好きではなかったんですが、『天元突破グレンラガン』にすごくハマってしまいまして。そして「もっと色んな側面からグレンラガンを見たい!」となり、ウェブ上で二次創作物を探してたんですが、当時あまり見つけることができず、「だったら、自分で書いてみよう!」ということで二次創作小説を書き始めました。
その後、書いてる内に読者の方から「一次創作は書かないんですか?」と感想をいただき、試しに一次創作小説を書くようになって、書籍化なんかもできるようになって…という流れになります。
――書籍化の瞬間、どんなお気持ちでしたか?
「え、いいの!?」って感じでした。ほぼ素人の妄想から生まれたもので、お金をもらって本当にいいんでしょうか、信じられないっていう気持ちでした。
――本日はありがとうございました。
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