第21話 お隣さんと異世界飲み会 聖都後編
異世界の都ボルドーへとやってきた俺たち一行。
面子は俺とマリベルと大家さんだ。
俺たちは人気の酒場『踊る
「ワイバーンステーキ、最っ高だったね!」
「おう、大家さんなんて泣きながら喰ってんだもんな!」
「うむ、こちらの料理も捨てたものではなかろう?」
「捨てたものなんてとんでも無いよ!」
「だな。つか、酒だって中々大したもんだ!」
俺たちは異世界の酒場を堪能する。
「おっと、忘れていた」
「ん、マリベル、何を忘れていたんだ?」
「ああ、私がこの世界に戻った理由だよ」
「どんな理由なんだい、マリベル殿」
「なに、ちょっと騎士団に野暮用がな。私は今から少し抜けるが、コタローと大家殿はゆっくり飲み食いをしていてくれ」
「おう、でも俺ら金持ってねーぞ」
「代金は私が先に多目に支払っておく故、心配するな」
そういって女騎士マリベルは席を立つ。
うさ耳給仕のシャロンに一声かけ、代金を手渡してから店を出て行った。
「お客さん達! 追加のエールだよ!」
シャロンがビールを二杯持ってきた。
「あんがとさん!」
「じゃあ、二人で改めて乾杯だね!」
「おう、大家さん、かんぱい!」
「かんぱーい!」
「んく、んく、んく、ぷはぁ! うめー!」
「いい飲みっぷりだね! 私も負けてられないな! んく、んく……」
「おっと肴がねーな」
「うん、そうだね。何か頼もうか?」
「いや、その事なんっすけどね。大家さん、ちょっと俺にいい考えがある」
俺は大家さんに話をする。
「なんだい考えって?」
「いや、何、ここの酒場は最高なんだが、せっかくの異世界だ、他にも色々と見て回りたくないか?」
「た、確かに!」
「だろ? つか大広場に屋台があったろ? あそこで買い食いしようぜ、大家さん!」
「いいね! 私は武器屋とか防具屋に行ってみたいよ、虎太朗くん!」
俺たちの意見は一致した。
「でも先立つ物がないね。お金はどうしようか」
「大丈夫だ。俺に任せてくれ!」
俺はそう言って席を立つ。
そしておもむろに酒場のカウンターへと歩き出し、この酒場のマスターらしき禿げたゴツいオッさんに話し掛けた。
「なあ、アンタ。この店のマスターなんだろ?」
「……なんだ?」
「いやちょっと飲んでみて欲しいもんがあんだよ」
俺はそう言ってザックから日本酒を一本取り出す。
『白鶴山田錦』の一升瓶だ。
スッキリとした飲み味のこの酒は日本酒が初めての人でも飲みやすく、冷やして飲んでも常温で飲んでもイケる。
味の割に値段も安く、実にコスパに優れた名酒なのである。
俺は白鶴山田錦を紙コップにトクトクと注いで、酒場のマスターに差し出した。
「さ、飲んでみてくれ」
「……なんだこれは、水か?」
「水じゃねーよ、酒だ」
「これが酒?」
「おう、毒なんて入ってねーから、クイッといってみてくれ」
「……」
「なんだ? つか、怖じ気付いてんのか?」
俺はそう言ってマスターを煽る。
するとマスターは俺をギロリとひと睨みしてから、紙コップの山田錦をグイッと煽った。
酒場のマスターが驚きに目を見開く。
「どうだ? 旨いだろ?」
「……」
「この瓶に今の酒がまだタップリと入っている」
「……」
「で、だな。この酒をアンタに買って貰いたいってわけだ」
俺はマスターに酒の買取を持ちかけた。
マスターは黙考した後に口を開く。
「……いくらだ?」
「おう、それがな、俺はこっちの金銭価値が分かんねーんだよ。だから、アンタが適正と思った値段をつけてくれ」
再びマスターが黙り込む。
「……金貨一枚だ」
「ふむ、つか金貨一枚ってどんなもんなんだ?」
俺がそう尋ねると、酒場のうさ耳給仕シャロンがヒョッコリと顔を出した。
「金貨一枚は銀貨三十枚分だよ!」
金貨一枚は銀貨三十枚相当。
銀貨一枚は大銅貨十枚相当。
大銅貨一枚は銅貨十枚相当。
酒場の給仕丸一日の報酬は大体銀貨一枚。
シャロンが言うところによるとこうなるらしい。
「おう、つーことは酒場の給仕一日の報酬が一万円と考えると、金貨一枚ってのは、……三十万円!?」
俺は高値に驚いた。
「おいおい、無理すんなオッさん! もっと安値でもいいんだぜ!?」
「……男に二言はねえよ。ほら、その酒を置いて席に戻れ」
マスターは指でピンと金貨を弾いて寄越す。
「おう、そう言うことなら、毎度ありッ!」
俺は金貨を受け取って席に戻った。
「大家さん、金を稼いで来たぞ」
「凄いね、虎太朗くん! ギルドに素材を売る冒険者みたいだったよ! かっこいいなぁ……」
禿げ頭の大家さんが頰を赤らめて、キラキラした目で俺を見つめる。
正直ちょっと気持ち悪い。
「……お、おう。とにかくこれで軍資金はできた! それじゃあ、異世界観光といきましょーか!」
「おーッ!」
俺たちは手に入れた金貨を握りしめて酒場を後にした。
「見て見て虎太朗くん! ジャーンッ!」
大家さんが革の鎧を着て現れた。
ここは大通りの防具屋だ。
ハゲ頭にポロシャツ、スラックス姿。
その上から革の鎧を着込んだ大家さんの格好は実に痛々しい。
「わはははははッ! 何だそれ! かっこわりーッ!」
「あはははははッ! 虎太朗くんだって! 何だいその兜は!」
俺はアイアンヘルムを装備していた。
兜から生えた鉄のモヒカンが仰々しい。
「いやはや、見違えましたな。お二方とも実に凛々しくなられた!」
防具屋の店主が揉み手をしながら寄ってきた。
「つか、何言ってんだ! 凛々しいわけねーだろ! うははは!」
「まったく、清々しいほどのヨイショっぷりだね!」
「……ぐっ、とんでも御座いません。お二人とも良くお似合いですよ!」
「も、もしかして本当に似合ってるのかな?」
「なわけねーだろ! わははは!」
俺たちは異世界の防具屋でもドッタンバッタン大騒ぎだ。
「おう、店主のおっちゃん! この兜と鎧をくれ!」
「は、はい!」
「いくらだ?」
「革の鎧が銀貨14枚、鉄の兜が銀貨12枚になりましす」
「おう、支払いはこれで頼む!」
俺は金貨を手渡して、銀貨3枚を受け取った。
おっちゃんは釣り銭をちょろまかした。
防具屋をでた俺たちは大広場へと向かう。
「大家さん、あれっすよ! ファンタジー屋台!」
「う、うん! どんな料理が売ってるのかな?」
「お、この屋台、旨そうな匂いだ!」
俺たちは屋台のオバちゃんに声をかける。
「おう、ねーちゃん! この屋台は何を売ってるんだ?」
「見りゃわかるだろ。グレイラットの串焼きさ!」
「こ、これは、ネズミの姿焼きかい!?」
「ああ、そうさね。買うのかい、買わないのかい?」
「つか、ねーちゃん! こいつは旨いのか?」
「旨くなきゃ売らないよ! 当たり前さね!」
「おう、ならその串焼きを二本くれ!」
「まいどッ、銅貨二枚だよ!」
俺は串焼きを受け取る。
「あ、虎太朗くん! あっちの屋台も美味しそうだよ!」
「おう!」
「すまない君、この屋台は何を売ってるんだい?」
「ポイズンスネイクの串焼きっすよー」
「ポイズン!?」
「ああ、毒腺はちゃんと取り除いてるから、食い過ぎなきゃ大丈夫っすよー。身に残った毒がピリッと効いて旨いっす」
「凄い! ファンタジーだ! その串焼きを二本貰えるかい?」
「あっしたー。銅貨二枚っすー」
大家さんも串焼きを二本受け取った。
「んじゃ、適当に座って酒盛りでもするか!」
「うん、そうしよう!」
俺と大家さんは大広場の噴水脇にベタッと腰を下ろして酒盛りを始めた。
「そういえば、虎太朗くん。何本お酒を持って来たんだい?」
「あー、ザックに一升瓶を四本突っ込んで来たんすよ」
「そりゃあ、重かったろう?」
「そうでもないっすよ? つか、来て早々、路地裏で一本半ほど開けたしな!」
「ははははッ! 確かにそうだね!」
俺たちは雑談を交わしながらグイグイと酒を煽る。
目の前を亜人、獣人を含む様々な通行人が横切った。
「しかし何度見ても壮観だね」
「おう、酒が旨くなるな」
「わ、私は、夢にまでみたんだ、この光景を! おうふ! おうふ!」
「つか、泣くなよ大家さん! 湿っぽいのは無しだぜ?」
「そ、そうだね!」
そうこうしていると通りを歩く通行人達がガヤガヤと騒ぎ出した。
何かあったらしい。
俺は道行くエルフのねーちゃんに声を掛ける。
「おう、そこの別嬪さん! 何かあったのか?」
「ええ、いま行方不明の聖騎士様の捜索に出ていた聖騎士団が戻ってきたのよ。……って、お酒臭いわね、貴方」
「そうなのか。つか、別嬪さんも一緒に飲むか?」
「うふふ、遠慮しておくわ」
親切なエルフのねーちゃんはヒラヒラと手を振って去って行った。
「大家さん、なんか騎士団が帰ってきたらしいっすよ」
「ほ、本当かい!?」
「お、おう」
「なら見に行かないと! 行くよ虎太朗くん!」
俺は大家さんに手を引かれて騎士団の凱旋を見物しに出かけた。
「ふあー! 凄いねぇ! 騎士団の凱旋だよ!」
「お、おう。これは大迫力だわ!」
「一体何百騎いるんだろう?」
「みんな凄え装備だな。大家さんの革の鎧とは大違いだ! わはははは!」
「なんの! 虎太朗くんのアイアンヘルムだって! あはははは!」
俺たちは日本酒片手に騎士団を眺める。
「んく、んく、んく、ぷはぁ! なあ大家さん、あの先頭の女騎士、マリベルに少し似てないか?」
「あ、虎太朗くん、お代わりを貰えるかな。……言われてみればマリベル殿を一回り小さくした様な風貌だね」
「ぷはぁ! つか、大家さん。あの女騎士、さっきからずっとコッチを見てないか?」
「きっと、気のせい、……いや、気のせいじゃないね」
「おう、凄えガン見されてんぞ」
「だね」
騎士団の先頭に立つ女騎士が側にいる騎士に何かを話す素振りを見せた。
直後、その女騎士は、一人、騎士団の隊列を外れ、俺たちの方へと馬を歩かせてきた。
「な、なんか、こっちに来てるね」
「お、おう。つか、アレ俺たちの方に来てるんだよな?」
「た、多分、そうじゃないかな」
女騎士は人垣を割り、俺たちの前に馬を止める。
そして馬上から俺たちに向かって、よく通る透明感のある声で問いただす。
「わたしの、……じゃない、我が名は騎士シャルル! 聖リルエール教皇国、破邪の三騎士団がひとつ、聖騎士マリベル様が率いる聖騎士団の副団長なのです、……じゃなくて、である!」
「お、おう……」
「ふぁ、ふぁッ!?」
「あなた、じゃなくお前たちから、行方知れずとなったマリベル様の加護の力が感じられる! これは一体どういう事か、得心のいく説明をして下さい、……貰おう!」
「シャルル、もう一杯どうだ?」
「あ、頂きます! ……じゃなくて、頂こう!」
「おう、飲め飲め!」
「んく、んく、んく、ぷはぁ!」
「シャルルちゃんは小さいのに良い飲みっぷりだねえ!」
「んなっ!! 小さくなんてありません! これでももう大人なんですから、……なんだぞ!」
「おう、よしよし。ほら、ポイズンスネイク食うか?」
「わーい! 頂きまーす!」
「ふっ、つか、チョロいな」
「何か言いましたか? じゃなくて、言ったか?」
「なんでもねーよ」
俺と大家さんは馬上から声をかけてきた小さい女騎士と噴水脇で酒盛りをしていた。
「それはそうとコタローさんに、大家さん?」
「おう、なんだ?」
「うん? なんだい?」
「どうして二人からは聖騎士マリベル様の加護が感じられるのですか?」
「いや、知らんが。大家さんは何か知ってるすか?」
「いやぁ、私も知らないねぇ」
「そうですか、……じゃなくて、そうか」
女騎士シャルルはションボリとした。
「つか、そんなに知りたきゃマリベルに直接聞けばいいじゃねーか」
「だよね」
「……それが出来ればこんなに苦労はしていませんよ、じゃなくて、しておらんぞ。あなた達も知ってるでしょ? マリベル様は今、行方知れずなんですから」
「は? マリベルならさっきまで一緒に飲んでたぞ?」
「……はい?」
シャルルが目を見開く。
「飲んでたって誰と?」
「マリベルだが」
「何処で?」
「それはねぇ、確か『踊る仔兎亭』っていう名前の酒場だったよ」
「いつ頃?」
「だから、さっきだって」
シャルルが居ても立っても居られないとソワソワし始める。
「そ、それでマリベル様は何処に行ったのですかッ?! マリベル様は今、何をして居るのですかッ?!」
シャルルが大きな声で問い質してくる。
そのとき――
「コタロー! 大家殿! まったく、この様な場所にいたのか、探したぞ!」
話題の中心、聖騎士マリベル当人が姿を現した。
女騎士シャルルが立ち上がる。
「お、お、お、お姉ちゃんッ!」
お姉ちゃん?
「お、お前!? シャルルじゃないか! ちょうど今しがた騎士団の詰所まで、お前に会いに行ってきたんだぞ? 何処に行っていたんだ?」
「それはわたしのセリフだよッ! お姉ちゃん、今まで何処に行っていたの?!」
シャルルがマリベルの胸に飛び込む。
「ほんとにもう、お姉ちゃんは、いっつもフラッと遊びに出掛けて、いっつもわたしに心配ばっかりかけて!」
「わ、私は異世界で魔物退治をしていたのだ。け、決して遊び呆けていた訳ではないぞ? ホントだぞ?」
マリベルの目が若干泳いだ。
どうやらマリベルとシャルルは姉妹の様だ。
「おう、シャルル。落ち着いたか?」
俺はシャルルに酒を差し出す?
「んく、んく、んく、ぷはぁ! ありがとうございます、少し落ち着きました」
「はー、しかしシャルルちゃんはマリベル殿の妹さんだったんだねぇ」
「ふふん、驚いたか大家殿。シャルルはな、可愛くて頼りになる自慢の妹だ!」
マリベルが胸を張る。
「マリベル様は頼りになりませんけどね!」
「ぐっ……」
マリベルは肩を落とした。
「おう、シャルル。なんで姉妹なのにマリベル様、なんて呼び方するんだ? お姉ちゃんでいいじゃねーか」
「それでは団員への示しがつきません! こう見えてもわたし達姉妹は、聖リルエール教皇国の聖騎士団、その団長と副団長なのです! じゃなくて、なのだ!」
「私はそんな肩肘はらなくてもいいと思うがなぁ」
「そうはいきません!」
「うむ、そうか?」
「そうなのです! 特にマリベル様は、天騎士レディーレ様や鉄騎士メーベル様と肩を並べて謳われる、破邪の三騎士の一人なんです! もっとピシッとしてもらわないと!」
シャルルは小さい体を目一杯使って、マリベルを「メッ!」っと叱った。
「まま、そんな気張らずに酒でも飲めよ、……って、ありゃ?」
「どうしたんだい、虎太朗くん?」
「おう、酒はもう品切れだ」
「何?」
「なんだって?」
「なんです?」
みんなの顔が険しくなった。
「なら、お酒を買いにいかなきゃね」
「いや、だがそろそろコッチに来てから半日だ。再召喚の頃合いだぞ?」
マリベルがそういうと同時に、俺とマリベル、大家さんの足元に蒼く輝く召喚陣が展開された。
「つか、ちょうど元の世界に帰る時間だったみたいだな。マリベル、大家さん、忘れ物はねーか?」
「うん、ないよ! 本当に夢みたいな時間だった!」
「ああ、私も騎士団にはちゃんと討伐遠征の届けを出して来た」
「なんだマリベル。野暮用ってその事か?」
「うむ、これで気懸りが晴れた」
足元の召喚陣が輝きを増す。
「ちょ、ちょと、マリベル様? どうしたのですか?」
「ああ、シャルル。私は再び魔物退治の為、異世界へと赴く。しばしの間、聖騎士団の事を頼んだぞ?」
「え、え?」
召喚陣の輝きが限界に達した。
「では、シャルル、またしばしの別れだ!」
「おう、シャルル、またな!」
「シャルルちゃん! また一緒に飲もうね!」
女騎士シャルルはかぶりを振る。
「い、嫌なのです! もうお姉ちゃんと離れ離れになるのは嫌ぁーーーッ!」
シャルルがマリベルに抱きついた。
「お、おい。シャルル! 召喚には人数制限が!」
「つか、人数制限を超えるとどうなるんだッ?」
「わ、私にも分からん! 最悪、何処か仔細不明な場所に、飛ばされたりするのではないか?!」
「そ、それは大変だぁ!」
「えぐ、えぐ、お姉ちゃーん! いやーッ!」
再召喚が発動する。
「つ、つか、ちょっと、タンマーッ!」
俺たちは召喚陣へと吸い込まれ、日本へと帰還した。
「……ん、んん」
俺は頭を振って目を覚ます。
そんな俺に女魔法使いフレアの声が掛けられた。
「お帰りなさーい、お兄さん!」
俺は立ち上がって周りを見回す。
「お、おう。全員無事に戻ってこれたか?!」
焦る俺に女吸血鬼ハイジアが応える。
「何を焦っておる。皆おるのじゃ。コタロー、にマリベルに大家、……ん、それは何者じゃ?」
ハイジアの示す先を見遣る。
するとそこには小さな女騎士シャルルが倒れていた。
見回せば全員倒れているだけで無事に呼吸をしている。
「はー、定員オーバーでも、ちゃんと戻れたか。……つか、よかったぁ」
俺は安堵の息を吐く。
こうして異世界から帰還した俺たち一行は、土産に女騎士シャルルを連れてきたのであった。
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