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  • いつかの少女Aへの応援コメント

    はじめまして、企画にご参加くださりありがとうございます!

    ミステリアスなお姉さん、すごく魅力的でした。私は百合に触れたことはあまりないのですが、丁寧だけれどすらすら読みやすい文章や、2人の女性のキャラクターがしっかりしていてとても楽しく読めました。2人の未来を感じさせるラストが印象的でした。

    作者からの返信

    はじめまして。お返事遅れて申し訳ありません。
    感想と評価までいただけてありがたい限りです。

    読みやすいように書けたらいいなと思って書いているので、そのご評価がいただけてうれしいです。
    お互い頑張りましょう。

  • いつかの少女Aへの応援コメント

    はじめまして、Discordの感想募集から参りました。カクヨムでファンタジーを書いています。恵一津王と申します。

    正直なところ、こんな作品に中辛ができる?と言いたい感じで素晴らしい作品でした。箱女様がおっしゃった’百合らしい’ほどじゃなくて’香があるくらい’っていうのが何だろうかと思って読み始めたんですが、読み終わってからは、それがどういう意味なのかはっきりしました。たしか、百合の花束を持っているお姉ちゃんの傍をとおりすがって、その後鼻先に残っている残響のような感じでした。

    以前は百合と言ったらこの程度の作品が主流だったと思いますが最近はかなりハードになってですね、久しぶりに余韻が残るいい作品と出会ったと思います。書いてくださってありがとうございます。またDiscordでお会いすることを願って折ります。よろしければこちらにもいつか遊びにきていただいたら嬉しいなと思います。では、ごきげんよう。

    作者からの返信

    応じていただいてありがとうございます。

    百合というものに不慣れどころか初めて挑戦したくらいだったので、身に余る評価をいただいて恐縮しています。ああして形になったのはあまり露骨なものが得意ではないのも影響しているのかもしれませんね。
    ハードなものはハードなもので違ったものが表現できるのだろうと思います。ただそれを必要とするものがいまの私にはないので、しばらくはそのジャンルは縁遠いでしょうね。
    丁寧なご感想がいただけてうれしいです。ありがとうございました。

  • いつかの少女Aへの応援コメント

    文章が繊細で見応えがありました。いやもう、見応えとはこのことかと言うほど!
    甘いような不明瞭な雰囲気がなんだか落ち着きますね。素敵な作品でした。

    作者からの返信

    感想をいただきましてありがとうございました。
    印象に残る作品になってくれれば幸いです。

  • いつかの少女Aへの応援コメント

    箱女様

    「自分では分からない作品の長所や改善点も~」企画にご参加くださりありがとうございました。

    語り手の少女の詩的、抒情的な文章がこの作品の世界観を作っていて凄いなと思います。
    私ではなかなかこれほどの文章は思いつかないですね。

    見上げようとすると立ち眩みをする少女が、お姉さんと話をするときは立ち眩みをしないというのも、お姉さんが作中で特別な存在として描かれていることが分かっていいですね。
    友だちに嘘を吐いてまで過ごすお姉さんとの火曜日の深夜、この二人だけの秘密の共有が親密性を感じさせます。

    本作はいいところはたくさんありますが、改善点は私では思いつかないです。

    個人的に気になったのは、タグに百合とあるのに、私はあまり百合を感じませんでした。
    これに関しては、私がそのジャンルに詳しくないだけなのですが。
    他の方のコメントの「精神的な百合」という言葉を見て、腑に落ちた気がします。
    ただ、やっぱし最後のお姉さんの部屋に行くところは淫靡さを感じました。

    また、読んでいて思ったのは、ビタミンちゃんが非常に賢い女の子だなということです。
    友だちやお姉さんとの関係を自分で的確に把握しているというか、一歩引いて全体が見えている印象です。
    地の文の語りで詩的表現がこんなにできるのは、並みの知的水準の高校生じゃないと思います。
    それくらい聡明な少女だからこそ、お姉さんもそれを感じ取って興味が湧いたのかな、と思いました。

    面白かったです。ありがとうございました。

    作者からの返信

    素敵な企画に参加させていただき、ありがとうございました。

    楽しんでもらえたようで、それが何よりです。
    そのうえでこんなにきちんとした感想をいただけて幸甚というものです。

    百合については公式から企画が立ちあがったので、それをきっかけに書いてみようとしたのが始まりです。
    私はあまりベタベタしたものを書くのが得意ではないので、その末に生まれた影響であまりジャンルが匂わなかったのだと思います。

    想像力を使って楽しんでもらえて本当によかったです。
    親身な感想をありがとうございました。

  • いつかの少女Aへの応援コメント

    本来その時間にその路地裏を歩いているのは不思議な少女と、窓に座るお姉さんの何気ない会話劇……学校の知り合いに嘘をついてまで、その時間を独り占めしたい少女……
    お姉さんが少女を招き入れたのは、雨が降っていたせいだけなのか、それとも……

    いい意味で精神的な百合話ですね~ 無論女性の同性じゃなくても成り立つ話かもですが、
    火曜日深夜という夢と現が交錯するような時間帯で、この組み合わせだからこそ、物語に不思議な幽玄性を与えてると思うますね

    部屋に招き入れられた後、少女は一体どうなるのか……勿論ただ話をして帰るだけだとは思っても、
    もしかしたらそこから倒錯的な話になるかもしれない、もしかしたらお姉さんは幻想の存在で、少女は異世界へと連れ込まれたかもしれない……そういう想像の余地が生まれていいですなあ

    作者からの返信

    お読みいただき、また感想までいただきありがとうございます。

    うすぼんやりしたイメージだけをずっと持っていたのですが、公式の百合企画をきっかけに形を手に入れたものです。
    それがこうして想像を呼べる作品になったと思うと素直にうれしいです。
    もちろんその想像の余地に私が立ち入ることはありません。

    もらえてうれしい感想でした。
    本当にありがとうございます。

  • いつかの少女Aへの応援コメント

    この度は『ローテーション批評企画』にご参加いただきありがとうございました。主催者の島流しにされた男爵イモです。箱女様には以前『はじめの三話で引っ張って』企画でお世話になりましたね。その節はどうもありがとうございます。

    さて、前置きは終わりにして批評に入っていきます。
    まずは作品の良かった点から。これは私の好みも関係しますが、語り過ぎない物語の構成は非常に面白かったです。その部分に二人の絶妙な距離感が暗喩されており、結末への考察が捗りました。近況ノートにご記入いただいた余韻に関しては、十分な深みがあったことと思います。また、文章面においては巧緻な技法が印象的でした。一人称ならではの抒情的な描写は読んでいて楽しく、作品の世界観に没入することができました。前に企画で拝読した「ウリエルの美しい感情」よりも、数段文章レベルが上達したように見受けられます。

    では、続いては気になった点を。
    本作では、人物たちの位置関係が最初は理解しにくいように感じました。少女は路地裏から、アパートの二階に住むお姉さんと会話をしていると思います。が、冒頭の数段落ではビルの存在が誤読を誘っていました。ひねくれた見方をするなら、お姉さんはビルに入っている店の一つから顔を出しているかもしれませんし、ビルといっても小さな商業ビルの可能性もあります。あとの数段落から意味を汲み取ると、おそらくは廃ビルなのでしょう。なので、お姉さんがアパートに住んでいることを序盤で明確にさせておく必要があると思います。

    あと、終盤のお姉さんの描写に疑問を持ちました。雨の中、少女がアパートに向かう場面。お姉さんは部屋の明かりの逆行で姿は影に包まれている設定だったと思いますが、ここで少女は「黒のキャミソール、乳白色の肌」という情報を出しています。しかし、その後のお姉さんの表情は、やはり影でわからないと。私の読み違いもあるのかもしれませんが、この描写には矛盾があるように感じました。これらがもしも本作の「不確かな話」というテーマを意図しての描写だったのなら、読み飛ばしていただいて構いません。

    それでは以上になります。
    作者様の創作活動の一助となれば幸いです。

    作者からの返信

    その節は大変お世話になりました。箱女です。
    ご批評だけでもありがたいのに、レビューまでいただいて恐縮です。

    構成や描写は、こうしたほうがいいかなあ、と考えながら作ったものなので、そう言ってもらえて幸いです。彼女の目の役割は果たせたのかな、という感じです。

    気になった点については、ご指摘があった以上はこちらの落ち度ですね。
    落下防止用の手すりだったり、部屋からの明かりで体のふちが照らされていたりするのですが、印象に残らなかったら失敗ですね。
    とはいえ概ねイメージ通りに書けたと思っていいのかな、と。

    お忙しいなか時間を割いていただきありがとうございました。