第1章36話 アリス魔エクスペリメンツ
天空遺跡のクエストが終わり、ホーリー・ベルも落ち着かせ終わった後、少し私たちはまったりとしていた。
流石にあの連戦はきつかった……肉体的には大して疲れが残るわけではないが、精神的には非常に疲れる。ゲームは一日一時間とも言うし。
……そういえば、結構長い時間クエストに行っていたと思ったけど、現実の時間はそれほど進んでいないようだった。他のクエストだと、クエスト内時間=現実時間だったのだけど……あの天空遺跡は少し違うのかな? それとも、レイドクエストだからなのか……今はまだわからない。
クエストの内容を振り返ったりして適当に雑談をしている時に、突如運営からの通知がやってきた。
”……『ギフトの実装を行いました』……?”
いつも通りの大した説明のない一行だけの文章に首を傾げる。
『ギフト』……というと、贈り物とかそういうものだろうか? フレンド同士でアイテムやジェムの贈りあいが出来るとか、そういう機能なのかな?
「ん?」
ありす自身には通知は見えないため、何が起こっているのかは理解していない。
うーん……こういう時は、ジュジュに聞いてみるしかないんだよなぁ……。
『ラビっち。今実装された「ギフト」ってやつは、ステータス画面見ればわかるって。
話聞く限りだと、「新スキル」が生えてきたって感じね』
私から質問することを見越してか、美鈴を通してジュジュからの言葉が来る。
新スキルのようなものってことか。
言われた通りありすのステータス詳細を開くと、確かにそこに『ギフトスキル』という項目が増えていた。
……増えていたのだが……。
「? ラビさん、わたしの『ギフト』って、何?」
言い淀む私をありすが促す。
まぁ、話さないわけにもいかないんだけど……。
ありすのステータス欄に燦然と輝く『ギフトスキル』――そこには、【
クリックすると更に詳細が見れるようだが……見たくない……何て物騒な単語なんだ……。
「……」
無言のプレッシャーを感じる。
確認しないわけにはいかないか。私は意を決して【殲滅者】の詳細を開いてみる。
”……ふーん、なるほど……”
【殲滅者】の効果を読んでみて、思ったよりは物騒ではないことに安堵しつつ、美鈴が言った『新スキル』という内容に納得もする。『生えてくる』って表現はどうなんだってのは置いておいて。
私は読んだ内容をありすに伝える。
”えーっと、ありすの『ギフト』は【
で、その効果は――『クエスト中にモンスターを倒す毎にユニットの能力値を上昇させる』……だって”
文面からすると、敵を倒す度にアリスの能力値が上がるということだが、どの程度まで上がるのかとかは一切書かれていない。やっぱり不親切極まりない。
それはそれとして、つまりは戦うごとにどんどんアリスが強くなるということか。これは結構いい能力なのでは?
……と私は思ったのだが、ありすは微妙に渋い顔をしている。
”あれ? あんまり気に入らない?”
「んー、びみょー」
微妙なんだ。
”そうなの? 結構強そうな能力に思ったけど……”
私の言葉に対してありすが訥々と理由を語る。
曰く、『上昇量がわからない』『次のクエストに引き継げるかもわからない』、そして一番重要なのが『クエストの一番強いモンスターを倒すのが目的なのに、そのモンスターを倒す恩恵が全くない』ということだ。
あー、なるほど。確かにそのクエストの討伐目標は、一番強いモンスターになるけど、その一番強いモンスターを倒しても【殲滅者】の恩恵は受けられないということか。クリアしちゃうわけだし。
「……まぁ、雑魚を狩って、ステータス上げていけば、ボス戦で役には立つから……『死にスキル』というわけではないと思う」
微妙ではあるが、完全な無駄スキルというわけではない、という評価のようだ。
元々ギフトがない状態でも戦っていたのだし、わずかでもプラスになるのであればそれはそれで、というところか。
『ありす、ラビっち。そっちはどう?』
向こうも『ギフト』の確認が終わったのだろう、美鈴が弾んだ声で呼びかけてくる。
その様子からして、ホーリー・ベルの『ギフト』は結構良かったのではと思える。
「ん、びみょーだけど、使えないわけじゃないスキルだった」
『そっか。あたしの方はちょうど欲しかったところのスキルだったわ』
ホーリー・ベルで欲しいスキルというと……なんだろう。気になる。
「ちょっと、試しに行きたい」
さっきまでのまったりムードから一変、再びありすたちが『ゲーム』モードへと戻る。早速『ギフト』の確認をしたいのだろう。
私は苦笑しながらうなずいた。
……この日は結局、天空遺跡のクエストの疲れも何のそのな様子で、時間いっぱいまで『ギフト』の検証を互いに行って終わったのだった。
* * * * *
翌日、日曜日。
ありすはいつも通りの時間に起きて『マスカレイダー』を視聴。
現在放送中のレイダーの最終回まで、今日を含めて残り2回なのだとか。
『見逃すわけにはいかない』
と意気込んでいる。いや、まぁ別に好きで見るのは全然かまわないんだけどね。
ちなみに、次の新番組は『マスカレイダー フィオーレ』というらしい。『花』をモチーフとした変身ヒロインなのだとか。ありすが言うには、メインのレイダーが『女性』というのはシリーズ初らしく、どう転ぶかわからないので是が非でも自分の目で確かめたいのだとか。
その後は、これまたいつも通り『ゲーム』へと挑む。レイダーの感想はあえて聞かない。たぶん、長くなるから。
”あれ? 今日は美鈴が午後まで部活でいないって言ってなかったっけ?”
美鈴の通う
二人でクエストに挑むようになってからというもの、ありすは一人でクエストに行こうとはしていなかった。今日も美鈴が部活の午前中は他のことをするのだとばかり思っていたが……。
「ん、すず姉と一緒に行く前に、ちょっと試したいことがある」
”試したいこと?”
「ん……昨日のドラゴン相手に苦戦したから、もっと……『強い』魔法を作りたい」
どうもありすは昨日の天空遺跡で氷晶竜、それと紅晶竜にかなり苦戦したことを気にしているようだ。私としては最終的に勝てたのだからいいんじゃないかとも思うが、二人のうち『攻撃担当』を主に担うことになるありすとしては、もっと素早く安全に相手を倒せるようになりたいのだろう。
確かに苦戦するよりも確実に相手を倒せる方がいい。備えておいて損はない――氷晶竜の時のようにギリギリで何とかなるという保証はないのだ。
”わかった。色々実験するんなら、あんまり強い相手がいない方がいいかな? メガリスとかの討伐クエストがあるから、そっち中心に行こう”
《
それに、魔力を大量消費してキャンディを使ってしまうのはもったいないと思ったというのもある。天空遺跡でかなりキャンディを使ってしまったというのもあるし、節約できるところでは絞っていきたい。
ありすも頷いて同意する。
「ん、それで、いい……たぶん……結構な消費するから」
最後の方は小さく呟いただけだが、聞こえている。
うーむ、あんまり無茶しなければいいけど……。
* * * * *
「う、うむ……思ったより魔力の消費が激しいな……」
”そ、そうだね……”
何度もクエストに挑んで、そのたびにアリスは様々な魔法を試してみたのだが、そのどれもが酷い消費であった。
現在のアリスの魔力で使うと、その大半が魔力切れを起こすという有様である。
ただ、その分威力は非常に高い。まさか《竜殺大剣》が一番威力が低いという結果になるとは思わなかった……。
どの魔法も特徴があり、状況に応じた『切り札』となることは間違いないのだが……。
とりわけ、『ある3つの魔法』については使えばほぼ確実に相手の息の根を止めることが出来るだろうと思えるほどの威力を持っているのだが、どうも魔力を固定値ではなく割合で消費するようなのだ。つまり、どれだけアリスの魔力を上げたとしても、毎回魔力切れあるいはその寸前まで行ってしまうということだ。これらは本当の意味での『切り札』になるだろう。
それ以外の魔法はアリスの魔力を上げていけば対応できそうだ。消費が大きいので常時使うというわけには中々いかないかもしれないが。標的が一匹だけならば開幕から使っていけるかもしれないけれど、今までの経験からして多数の小型モンスターがいることが多い。いきなり魔力切れになられては、折角クリア出来たというのに雑魚にやられてリスポーンという羽目になりかねない。
「よし、このシリーズの魔法は『
こうして、アリスの最強魔法となる『神装』魔法が誕生したのであった。
この時、『神装』魔法を作り出しておいて良かった――後々そう実感することになるのだが、それはまだ先のことである。
”さて、お昼まで時間はもうちょっとありそうだけど、昨日の続きするかい?”
「そうだな。もう少し確認しておきたいしな」
昨日の続きとは、『ギフト』の検証だ。
結局、昨日はいい時間だったこともあり確認しきれていないことがまだ残っている状態なのだ。
色々と試してみたところ、【殲滅者】の能力は最初に『微妙』と判断したことが早計であることがわかった。というより、『破格』と言っていい能力であると今は思っている。
ここで、一旦アリスの持つ能力全般についてまとめておこうと思う。
私自身、昨日の天空遺跡で初めて知ったことがあるように、まだまだ知らなかったことが沢山ある。
アリスと一緒に『ゲーム』に参加するパートナーとして、彼女のことをもっとよく知る必要があるだろう。そうでなければ、意見を求められた時に適切なアドバイスをすることもできないしね。
まずはアリスの持つ魔法について。
アリスの魔法の一つは、『
これは『
例えば《
たぶん、いちいちアリスがマジックマテリアルの作成→変化→付与とすると非常に手間がかかるため、『ゲーム』の方で自動で補正してくれているのだと思う。この手順を一つずつ行うとしたら、非常に面倒だ。『クソゲー』待ったなしである。いや、現時点で十分クソゲーなんだけど。
創造系魔法はかなり幅広く物を作れる反面、特殊な効果や複雑な機構は持たせることは出来ない。前にも言った通り、例えば拳銃なんかは形だけは作ることは出来るが、その機能までは再現することは出来ないのだ。やろうとすると、複数の魔法を重ね掛けして疑似的に機能の再現を行うしかない。
同様に、どうも『複数の属性』を持たせることも出来ないようだ。例えば『炎の槍』を作ることも出来ない。やろうとすると《槍》に対してab《炎》をかけるという手間をどうしてもかけなければならないようだ。これは……まぁ仕方ないといえば仕方ない。複数の属性を重ね合わせた魔法をmkだけで出来るのであれば、《炎星》なんかもmkで作れてしまうことになる。
ちなみに、《剣雨》なんかのために使う『
もう一つの魔法がマジックマテリアルの形を変えることのできる『変化』系の魔法。
『
形を変えた結果、元のマジックマテリアルの量より上回ってしまう場合は、自動で不足分のマジックマテリアルが追加生成される。形はアリス曰く『大体思った通りの形になる』とのことだ。
この魔法で注意しなければならないのは、形をいくらかえたところで、攻撃力や防御力が上がるわけではないという点だ。md《剣》で剣を作り出しても、それはただ単に『剣の形をしたマジックマテリアル』であって、切れ味そのものはついていないということだ。
尤も、先に説明したmkと同様に、『剣』や『槍』などの性質が明らかになっているものに変化させる場合、自動で付与魔法が発動しているようだが。
三つ目の魔法は、マジックマテリアルに様々な属性を付与する『付与』系の魔法だ。
これは『
アリスの持つ魔法の中で、最もコアな魔法がこの付与系魔法だ。創造系、変化系の魔法でも述べた通りに、アリスの魔法の大半は自動でこの付与系魔法が使われていることが多い。
そのポテンシャルは未知数だ。何しろ、付与できる『属性』の幅が広すぎる。単純に『炎』や『雷』などの想像しやすい属性から、『剣』『槍』などのおよそ属性とは言い難いものまで付与できてしまう。おそらくだが、able(仮)が示すとおりに付与したいもの『のように出来る』というのが、この魔法の扱う『属性』なのだろう。
だから、『剣』をabで使うと、剣の持つ特徴――形の面でいえば『刃があり』『柄があり』が、機能の面でいえば『切る』『突き刺す』ことができるように、マジックマテリアルに付与するのであろう。形については、mdやmkの方が補ってくれているのだと思う。
付与系魔法がなければ、ただのマジックマテリアルを作ったり形を変えたりするに過ぎない魔法だが、逆に付与魔法があることで万能の魔法になっていると言っても過言ではないだろう。
最後にアリスの魔法について語る上で外せないのが、『
これは他の三つの魔法と違って単独の魔法とは言いにくい。が、三つの魔法を総括する魔法であるといえる。
まず『ext』――私は『魔法顕現』と呼ぶことにした――は、mk、md、abのそれぞれを組み合わせて発動させた魔法について『名づけ』を行う魔法である。
どういうことかというと、例えば《天脚甲》や《炎星》などの特定の効果を発揮する魔法は、三種の組み合わせだけでも発動することはする。別にextで名前を付けなくても効果は変わりない。
しかし、ここで名前を付けておくことで、それが一連の魔法であるということが記録されるのだ。
記録した魔法は、以後アリスが使おうと思った時に自然と脳裏に組み合わせが浮かぶらしい。普段の魔法も使い方は勝手に思いつくようだが、それはどうも最初の一回だけらしい。二回目以降はextで名付けた魔法についてのみ、組み合わせが出てくるとのことだ。『槍』に『炎』を追加などの単純なものにはわざわざ名前を付けていないだけである。
そしてもう一つの『cl』だが、これはextで名付けた魔法を一気に呼び出すことができる魔法である。使い方が思い浮かんだとしても、いちいちmkやmdなどを使う必要がなくなる。いわば『短縮ダイヤル』や『ショートカット』のようなものだ。氷晶竜の時のようにギリギリの戦闘の場合、魔法の詠唱が短くなるというのは大きな利点だろう。短時間であっても、それは長期戦になるほど着実に響く。
そういえばもう一つ。extについてだが、どうも《竜殺大剣》や先程編み出した『神装』系の魔法については、clのように途中の生成過程を飛ばしてextから発動させることができるようだ――というより、extからしか発動できない。
その理由はよくわからない。かなり複雑な付与魔法を重ね掛けしているからではないかとは思うが……。仮説だけど、一つ一つ魔法を組み合わせて作ろうとしたら途中で魔力切れを起こしてしまうような魔法だから、ではないかと思う。まぁ、『神装』の全部が全魔力を消費するわけではないので、この仮説が全く正しいというわけではないんだけど。
また、これも『神装』系特有の性質なのだが、アリスが意識せずともそれぞれが『ある特殊な性質』を持っている。ゲーム的に言うなら特攻とか特性とかだろうか。例えば《竜殺大剣》だったら、『ゲーム』の上で『ドラゴン』と分類されるモンスターに対して威力が増すとか、あるいは不死の敵にもダメージが通るようになるとか……多分、神装の元ネタとなる神話やらの特性を持っているようだ。ありす自身はゲームのことはともかく、世界の神話とかにはあまり詳しくないようで、今後時間が出来たら私と一緒に色々と調べてみるつもりなのだが……本人が知らないというのに勝手に特性が付与されるっていうのは、なんだか気持ち悪い気もする。効果は抜群なのでまぁまだいいけど。
ちなみにだが、アリスの魔法は『
通常の魔法では、相手にぶつけたりするとその時点で『マジックマテリアル』は消滅する。《剣》とかみたいに突き刺さったままになるものもあるが、これは短時間で消えてしまうことがわかっている。《壁》のような防御目的のものであっても例外はない。多少頑丈になるくらいだ。反面、相手にぶつけさえしなければ、アリスが解除しない限りは魔法は残り続ける。
『霊装』に対して魔法を使うと、この法則が成り立たなくなる。例えばアリスがよく使う《天脚甲》や『杖』に対して使う《槍》などがいい例だろう。
また、同じ《槍》でも、『霊装』に対してmdした場合とmkで作った場合では威力が異なっていた。何度かメガリスで試し切りをした結果、明らかに『霊装』の方が強かった。飛行能力など、ほとんどの魔法がそうである。例外は《壁》であろうか。まぁ、これは『霊装』に使うのには無理のある魔法というのが大きな原因ではあるが。ちなみに『神装』はすべて『霊装』に対して使われる。それだけ強力な魔法ということなのだろう。
以前に少し触れたような気もするけど、霊装の形態によっても威力は多少増減する。『槍』にしておけば魔法の攻撃力も上がると言った具合に。ただ、これはホーリー・ベルの『
ついでだが、『
魔法の届く範囲についても触れておきたい。
天空遺跡でも少し実験したが、より詳細な距離について調べてみた。
で、結果だが、場所が開けていようがいまいが、アリスの視界に入っているかどうかに関わらず、アリスが『マジックマテリアル』の位置を認識さえしていれば、大体直線距離で半径100メートル程度は問題なく魔法が使えることがわかった。正確な距離は測ることはできなかったので、あくまで『大体』だ。距離が離れすぎると『マジックマテリアル』が見えていても魔法が届かなかった。
遠隔発動できることは確かだが、例えば『地雷』のように相手が踏んだ場合等の条件付きで発動させたりすることはできないようだ。やろうとすると、abを何重にも重ねて疑似的な地雷を魔法で作る必要があり、消費に見合わなすぎる。
それと『魔力切れ』についてだが、これは意外にも緩やかなルールであった。
『魔力がゼロになる』ではなく、『魔力がマイナスになる』が魔力切れで変身が解けるルールであり、消費魔力量が足りなくても魔法が使えてしまうということがわかったのだ。つまり、残り魔力量がわずかしかないという場合でも、『神装』が使えるというわけだ。先の仮設でも少し触れたが、mkやmdを繰り返して魔法を使う場合だと、魔力がゼロになった時点でそれ以上の魔法を使うことは出来ないのは変わりない。
まぁ、魔力量がマイナスになった場合、再び変身できるようになるまではマイナス分を回復させなければならないのだが。魔力残量がほぼない状態で『神装』を使ってしまうと、再び変身できるようになるまでにキャンディをいっぱい使わなければならないというのには変わりないということだ。
後、予想外だったのは例え魔力切れを起こしたとしても、魔力切れ前に使った魔法が残るということだ。射出系の『神装』を撃って魔力切れを起こしても、そのまま『神装』は残り続けていた。
また、『霊装』についても、魔力切れになった時点で手元から離していればそのまま残っていることを確認した。『マジックマテリアル』も同様である。ただ、仕方ないとは言え『麗装』についてはアリスから切り離せないので変身が解けると同時に消えてしまう。装着するタイプの『神装』を使う時は気にする必要があるだろう。
――以上が、現時点でわかったアリスの魔法についてである。今後も新たなことがわかれば、都度記録していこうと思う。
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