|章間|②∶やっぱり俺は何でも持ってるなあ!! ※性的表現有

 ※直接内容は書きませんが若干の性的表現があります。胸糞注意。


 ◇???side◇

「はい、OKでーす!お疲れ様でしたー」

 モデルの仕事を終え、荷物を纏めていると今日撮影が一緒だったモデル女性のレナが近寄って来る。



「キア君って今日この後暇かな?もしよかったら一緒にご飯に行かない?」


(相変わらず馬鹿っぽくて面倒だけど、顔と身体だけは良いからな、最近耀と話せてなかったし似た女で我慢しとくか…)


「良いですよ、明日は学校ありませんし」「良かったぁ、じゃあ私奢っちゃう!なにたべる?」「最近、外食してなかったので、何か良いお店ありますか?」


 そう言うとレナはスマホで行った店の写真を見ながら考える。


「そうだねぇ、そうだこの店なんてどう?この間友達と行った焼肉屋さんなんだけどとっても美味しかったわ、そこで良いかしら?」そう言ってレナは腕を絡めながらスマホを見せてくる。


 それに応じてレナのことをアフターに誘おうと見ていた負け犬共が恨めしそうな目で見てくる。


(俺に尻尾を振ってくるメスの一人だが、お前らの様な屑共に与えるような女ではないんだよ)


「そうですね、とても美味しそうです、行きましょう!」


 レナに女性ならば誰もが惚れる笑みを浮かべ子供らしく甘えれば、コイツは直ぐに調子に乗ってくれるから便利だ。


 レナのマネージャーが用意したタクシーに乗り店に行きレナと食事をするその後はホテルに行き楽しんだ。


 翌朝、朝帰りで自宅に帰ると以前マネージャーの頼みによって受けた能力検査の結果が送られてきた。


 その内容を見て俺は興奮を隠せずにいた。

「やっぱり俺は何でも持ってるなあ!!!」


 届いた手紙には俺のジョブが希少職である【騎士】というのになった事が記載されていた。





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あとがき


 作者です。本日2話目の投稿です。

 ゲスキャラってこんな感じでいいのかな?と思いながら書いてます。

 次回は明日の12時、第2章のプロローグでお会いしましょう!

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