ひとりにさせない

一人でいるのもいいけれど

独りにさせない

だって寂しい


俺のそばにいてほしい

お前が寂しいと言うのを聞く俺はとても寂しい

俺の寂しい気持ちをお前が寂しがらないのがちょっぴりムカつく


もしお前が孤独であることを格好良いと思ってるなら

悪いことは言わないからそんなのとっととやめた方がいい

だってどっちみち人は流離い彷徨い続けるるろうにみたいな


要するにお前は独りじゃない

独りぼっちじゃないんだぞ

ていうかなりたくてもなれない運命

なぜなら俺様がいるから!


辛い辛いと言うお前の辛さが

それが俺にはよくわからない

だけどお前が辛いと言うからには

お前は辛いんだろう

だからそれなら俺はお前が幸せになれるようにと

なんとか頑張ってあげたいのだ

そうできるって信じたくて


独りにさせない

このままじゃダメになっちゃうから


お前のその哀しみを俺がそのまま知ることはできない

でもお前が哀しんでいるというその哀しさならわかるんだ

だから今日はもうとことん付き合うから 飲もうぜ!

俺ならずっと隣にいるから 気にしないで泣いちゃえよ


お前は何に喜びを感じるんだろう

お前は何を幸せだと思うんだろう


もし俺たちが今日の日を別れ行くその時に

もし“また明日!”と願えたなら

それってきっとひょっとして、もしかするとだけどでもたぶん、

俺たち“独りじゃない”って言えるんでないかい?


そうだろ?


俺は絶対にお前に輝くような世界を見せてやる

諦めない お前を諦めない

俺は絶対に諦めない

もしお前が俺のことを忘れ去ってしまっても

この瞬間を共に過ごせた

それだけでありがとう


一人でいるのもいいけれど

独りにさせない

だって寂しい


俺のそばにいてほしい

お前が寂しいと言うのを聞く俺はとても寂しい

俺の寂しい気持ちをお前が寂しがらないのがちょっぴりムカつく

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