ひとりにさせない
一人でいるのもいいけれど
独りにさせない
だって寂しい
俺のそばにいてほしい
お前が寂しいと言うのを聞く俺はとても寂しい
俺の寂しい気持ちをお前が寂しがらないのがちょっぴりムカつく
もしお前が孤独であることを格好良いと思ってるなら
悪いことは言わないからそんなのとっととやめた方がいい
だってどっちみち人は流離い彷徨い続けるるろうにみたいな
要するにお前は独りじゃない
独りぼっちじゃないんだぞ
ていうかなりたくてもなれない運命
なぜなら俺様がいるから!
辛い辛いと言うお前の辛さが
それが俺にはよくわからない
だけどお前が辛いと言うからには
お前は辛いんだろう
だからそれなら俺はお前が幸せになれるようにと
なんとか頑張ってあげたいのだ
そうできるって信じたくて
独りにさせない
このままじゃダメになっちゃうから
お前のその哀しみを俺がそのまま知ることはできない
でもお前が哀しんでいるというその哀しさならわかるんだ
だから今日はもうとことん付き合うから 飲もうぜ!
俺ならずっと隣にいるから 気にしないで泣いちゃえよ
お前は何に喜びを感じるんだろう
お前は何を幸せだと思うんだろう
もし俺たちが今日の日を別れ行くその時に
もし“また明日!”と願えたなら
それってきっとひょっとして、もしかするとだけどでもたぶん、
俺たち“独りじゃない”って言えるんでないかい?
そうだろ?
俺は絶対にお前に輝くような世界を見せてやる
諦めない お前を諦めない
俺は絶対に諦めない
もしお前が俺のことを忘れ去ってしまっても
この瞬間を共に過ごせた
それだけでありがとう
一人でいるのもいいけれど
独りにさせない
だって寂しい
俺のそばにいてほしい
お前が寂しいと言うのを聞く俺はとても寂しい
俺の寂しい気持ちをお前が寂しがらないのがちょっぴりムカつく
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます