閑話 リアムの嫁たちー2

〜シーロン星系・天空城・洋風庭園〜


2回目の東屋でお茶会!



「そういえば前回聞き忘れたのだけれど、前回の時クレアの仕事時間ってどのくらいだったの?大変だって嘆いてたけど」


やっぱりはじめはルリが切り出した。



「えーっとですね、1ヶ月から2ヶ月ほど無休の睡眠時間1時間休憩無し泊まり込みでしたね...」



クレアが遠くを見ながらとんでもないことを口走った。



「え?」


「ん???」


「はい?」



他三人は今聞いた言葉の意味が一瞬理解できず硬直した。が、すぐ立て直したがやっぱり意味がわからない。いや言葉の意味はわかるが。



「...ルーはどんなんだったのかわかる?」


「たしか3ヶ月弱ほど休みも寝る時間も無く作業してたはずですよ」



クレアのでもやばかったのに更に上を行った...なんで無事なのかみんな本当に謎だった。でもあのルー達の学院入学前にあった大量のタスクがあの数ヶ月で殆ど完了していた理由も見えた気がした。


...ここだけの話リアのあのときの仕事量と仕事時間もルーと似たようなものである。あれに3...日?に一度の6時間睡眠が加わっただけなので。



「ということはリア様も似たようなものでしょう」



フブキが心配するような呆れてるような感じに言う。



「でしょうねぇ、あの人たちのことだし」



フランが続いて呆れながら心配するような感じに言った。

全員でなんとかする策を考えるってことで一旦後回しとなった。上手く行くかはさておき。ルリが一番難しそうだなぁと思っている。まぁ無理して倒れられても困るのでやるだろうけど。


続きの話は最近天空城によく来るフィーアのことに移った。



「そういえば、ルミナさんが弟子拾ってきましたよね」


「ああ、フィーアのことね。クレアはあったこと無かったっけ?」



美味しいお茶やお菓子を食べつつ話を続けていく。

クレアは忙しくてまだフィーアと会えていなかった。ルリはみんなもう会っていると思っていたようだけど違ったからちょっと驚いてた。でも工房によく篭っているから会ってなかったのかと納得した。



「うん、まだ無くてね。どんな子なの?」


「そうですね...元気で純粋でかわいらしい子ですかね?」


「まぁそうね、実力的にはルリのちょい下くらいかしら」


「悔しいけど合ってるわ、飲み込みがすごく早いから何やらせてもそれなりの成果は持ってこれるタイプでしょうね」



クレアの質問に三者三様に答えていく。実際彼女はルリが行った通り1月から半年やらせ続ければ天才には及ばないものの秀才程の結果を出せるだろう。



「へー面白そうな子ね、今度来たとき会ってみるわ」



クレアが自然な笑みを浮かべてそう返す。今でもこの四人の中で一番仕事に追われてるクレア、いいタイミングで来るといいねぇ...



「見つけたらお伝えしますね。それと、ルミナ様はフィーア嬢を勧誘するつもりなのでしょうか?」


「多分そうだと思うわよ、あの才能を腐らせるのは惜しいし、珍しくここの魔力に適合してるしね。手放す理由がないわ」



そうじゃなきゃルーも弟子なんて取らないでしょうし。まぁ面白そうだからも勿論ありそうだけど。



「ではその時が今から楽しみですね」 


「そうね」




◇◇◇◇◇


前回のお茶会書き直すかもしれない。

...今回のもそのうち手を入れるかもなぁ...


テスト週間しゅーりょー!!

てことで早めに次も出します〜

なので今回短いけどゆるして


♡や☆やコメントよろしくお願いします!



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