閑話 リアムの嫁さんたち

〜シーロン星系・天空城・洋風庭園〜


東屋でリアムの嫁みんなでお茶会をしている。まぁちょっとした女子会だ。



「みんなここでの生活は慣れた?」



ルリが軽い感じに切り出してこのお茶会は始まった。



「それなりにはかな?ルミナ様の助手仕事は大変だけど」



まず反応したのはクレア・エコー・サンチェス、クレアと呼ばれることが多い彼女は元シーロンⅡジルーナ王国王女だ。今はアクアス所属の1メンバーでリアムの嫁ね。あとルミナの助手もしてるわ。設計建造の才があるとかなんとかで。



「まだわからないとこもあるけどそれなりにはね」



次に反応したのはフレア・エコー・サンチェス、フレアと呼ばれることが多い彼女は元シーロンⅡインディフォート帝国皇女で、今はクレアと同じようにアクアス所属の1メンバーで、リアムの嫁ね。ついでにリアが社長してる会社の幹部で、運営やら交渉やら色々とやってるわ。



「私も同じようなものです」



最後に反応したのはフブキ・エコー・サンチェス、フブキとよく呼ばれる彼女は上二人と同じようにシーロンⅡで大樹海をまとめている一族の元娘で、今はアクアス所属の1メンバーでリアムの嫁よ。戦闘中は普段と性格が変わっちゃうけどすごく強いから護衛の仕事をしてることが多いしアクエリアス戦闘防衛部隊のトップもしてるわね。


結婚することになった経緯はそれぞれ違うだろうけど突き詰めれば同じようなものだろう。ま、どんな理由だとしても今幸せならそれでいいけどね!



「ルミナ様がいつもいつもギリギリだったり無茶なスケジュールで色々進めるからついてくのがすっごく大変なのよ」



クレアがちょっとした愚痴を零す、ルミナに結構振り回されてるみたいね



「ルミナ様は時々無茶な要求をされますからね」



フブキがそれに同意する。なにか無茶な要求されたことあるのかな?



「まーできないことは無いし私に割り振ってること以上に色んなことしてるからルミナ様が壊れないかが今は心配」



クレアが心配だというとみんな同意するように、



「「「「ねー(ですね)」」」」



といった。愚痴りつつも結局心配なものは心配なのだ。ルミナはここ最近毎日寝る間もご飯食べる間も惜しんで研究開発設計建造に明け暮れている。本人は楽しそうだが傍から見るといつ体を壊してもおかしくないように見えてとても心配になるのだ。あながち頑丈だからまだ大丈夫なのかもしれないがこのペースだともうしばらくで体調を崩すなりぶっ倒れるなりなるだろう。



「ルミナ様のこともあるけどリア様も結構頑張ってらっしゃるからもっと休んでほしいのよね」



そういったのはフレアで、間近でリアの仕事量を見ている彼女だからこそ思うところがあるのだろう。



「そうねぇ、あの二人ほんと休まないからもっと休むようにするにはどうすればいいか誰かわかる?直接言うはもう何度か試したわ」



ルリがそういうとあとの三人もガッツリ考え始めるがあの二人を定期的にしっかりと休ませる方法は思いつかなかった。



「私が強制的に二人を部屋に連行して閉じ込めますか?」



フブキがそう言う。乱暴だがもうなんかそのくらいしか思いつかないわね...



「流石にまずいんじゃ?」


「やっぱそうですよねぇ」



フレアが流石にまずいだろうと却下する。まー実験中とか重要書類とか急がないといけないものを後回しにしてまで休ませようとすると最悪の事態になる可能性があるからね...


結局代案も思いつかず保留となったが今後お茶会の話題として毎度浮上することになる。


その後もそれぞれ出身国や今傘下に入っているルーベルト帝国とか好きなもの、愚痴等々色んな話をして夕方になってきたところで第一回アクアス内お茶会?名前考えないとね。はお開きとなった。



◇◇◇◇◇


めっちゃ書くの忘れていたリアムの嫁さんたち。(初出かな?)(帝国法的には婚約者扱いだけど)


時系列的にはルミナたちの学院入学1月前くらいです。


次話は第三章開始ですー

...設定書きにすこーし苦戦してるのでもう少し掛かるかも。<(_ _*)>


今話そのうち書き換えるかもなぁ


読んでいただきありがとうございます♪

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