マギアオーダー

ワビサビ/07

設定用語集

設定用語集(1)マギア基礎設定

〈マギア〉

 “旧文明の遺産”から生み出された人型兵器。全長は10mの小型から、20m超の大型のモノが存在する。基本的には二足歩行型だが、多脚型や戦車型も製造されている。人が乗り込んで操縦する。動力源には“エーテルコア”という特殊なエネルギー機関が用いられる。発掘されたモノは原型オリジン、現代では製造されるモノは模倣品レプリカに大別される。現代における最強の地上戦力であり、マギアの保有量がパワーゲームを左右する。


〈エーテル〉

 “旧文明の遺産”の技術により発見された、新たなエネルギー。エーテル結晶という鉱物から取り出すことができる。質量あたりの発生エネルギー量が、他のどの資源よりも高く、効率も良い。採掘量が限られているため、大国間ではエーテル資源確保の為の、植民地拡大に拍車がかかっている。エーテル結晶の多くはマギアの動力源“エーテルコア”に用いられる。エーテルという名前の由来は、“エーテル教”の教典にある『星の恵み』という言葉から来ている。


〈エーテルコア〉

 人型兵器“マギア”の動力源となるエネルギー機関。原材料のエーテル結晶を加工し、精製することで“コア”となる。エーテルコアは大まかに“エーテル発振器” “動力炉” “遮断壁”の三つから構成される。“エーテル発振器”はコアからエーテルを発生させる。“動力炉”では発生したエーテルを電気エネルギーに変換、供給する。“遮断壁”はコアを衝撃から守る役割と、エーテルを封じ込める役割がある。完全にエーテルを遮断する技術は未だ確立されておらず、パイロットはエーテルによる被曝リスクを負う。


〈エーテルによる被曝〉

 人体がエーテルを直接浴びると精神的な障害が生じる。軽度の症状は感情機能の低下、幻聴、幻覚など。重度の症状は錯乱、自傷行為、現実感の喪失などがある。最悪の場合は、脳に回復不能のダメージを負うケースが確認されている。軽度の症状であれば、専門家の治療と休養で回復できる。

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