第7話 早咲き桜が咲けば(3)
そして更に自転車で道路を走れば。
私がもう直ぐ入学式を迎える中学校もある。
でっ、更に先へと。
道路を自転車で走行をすれば。
春休みに入って偶然に出会った。
私よりも年上の男の子……。
それも天から神さまが降臨したのではないか? と。
この私が錯覚をしてしまうほどの麗しく優しい口調の少年と会った。
桃の並木が立ち並ぶ河川公園の更に上流へと着くようなのだが。
(さて、どうしようか?)
私は自転車のペダルを回し、こぎ、走らせながら思案……。
それから先へと。
私は思いきって走らせ遠出をしてみるべきか? と。
私は思案を始めだすのだ。
「う~ん、う~ん」と考える人へと変貌しながら。
でっ、私は少しばかり自転車を停め、呻りながら思案をすれば。
好奇心旺盛私は。
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