第2話

 僕の青春は終わり大人になっていた。

どこからかピアノの音がする。

2階の窓から、その優しい旋律が鳴り響いていた。

僕はフラフラだった。

その家の前で倒れていた。

 僕は目を覚ました。

ベッドで眠っていたようだ。

ドアが開いて人が入って来た。

凄い美女だった。

彼女は食事を持って来ていた。

「おはよう、具合はどう?少しでも食べてね」

僕は聞いてみた。

「僕の顔怖くない?」

「怖い訳ないじゃない!」彼女は言った。

彼女は同情心から言っているんだろうと思った。

もう、誰も信じられない。

「私は鈴木美咲、あなたの名前は?」

「僕は松本きあら」と答えていた。

彼女は「キレイな名前ね」と言った。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る