第38話

 ハーリも帰って来と驚いていたよ

 魔族女性がが目覚めてる事に喜んでる

 米国で保護されたようだ


『一時的なものだ 陸に上がった魚のような物でまた時間を置くと元に戻り彼女は、亡くなるよ 

 住んでいた世界と環境が、違いすぎる一番なのは、元いた世界に返してやる事だけど場所がわからん異世界から来訪者だよ彼女は』


 四谷氏の奥さんやその妹などは選んで日本に来た 

豪勝さんもこの魔族の女性と同じで事故で日本に飛ばされたがこちらで生きることを選び生活してる

 実は、豪勝さん加藤に惚れていて7番目の妻のいすを狙っているんだよね 

 人の恋路なので応援するわけでもなく邪魔する気も無いんで成り行きを見てるけどね


『取り敢えず車に乗せて移動しよう』


ハーリは、ここにいてもこれ以上進展しないと理解してくれたようだ


『わかったそこに行けば彼女は、治るんだな』


『治るよ』


 外に待たせているのって来たリムジンバスに乗る魔族の女性を抱えて運ぶハリーである市谷の自衛隊基地まで送ってもらう急遽呼び出された豪勝さんも来ていた


『君とは世界も違うかもしれないけど来訪者だ 豪勝さん』


『豪勝波です 陸上自衛隊 覚醒者部隊で階級は三尉になりますよろしく』


『オルガ ロード テぺオ マジェランド帝国 第3帝女になります』


『ハリー ウオカー米国 日本親善大使だ』


 面倒なんで全員に翻訳指輪をつけてもらい話せるようにしてるので別々の言葉を話してる


 そんな帝国名 俺が転移した世界では、聞いた事がないしスキルレベル上限の10の世界から来てる 

 ちなみに豪勝さんが、上限8の世界で 四谷氏の関係は上限5 俺の知る異世界関係者とは世界が、違うようだ 

 スキルレベルの上限から判断 神眼で見ての情報からわかる事で判断だけどね間違いないと思うよ


 出来たら元いた異世界に帰してあげたいけどね 

 次元座標さえわかれば転移で遅れるんだけど詳しい位置が、わからなければ次元の狭間に巻き込まれて終わりとかあるし迂闊に次元間の転移は使えないんだよね


 市ヶ谷のダンジョンに豪勝さんと数人の部下だろうという人に案内されて潜るよ 

 俺はこのダンジョン初めてないけどね ハリーさんは、初めて浴びる瘴気に気分が悪いようだ


 ここのダンジョンは、入り口を常に清めて瘴気が外に漏れないようにしめ縄で漏れないように封印してるし普段は、自衛隊員しか入る事が出来ない

 封鎖ダンジョンである 

 このダンジョン覚醒車とか余程訓練したものでなければ 吹き出す瘴気に耐えられず意識など失う危険なダンジョンであるからだ 


 ハーリには自衛隊の瘴気軽減のマントを貸してもらい身につけているが、きついようだ

 国内に住む日本人と違いまだ身体のステータスも低いままだしかなり辛そうである

 反対にオルガは、生気に満ち溢れてくる ヒト族と魔族が、大体の世界で争う理由の一なんだよね瘴気野中ですむ魔族と瘴気のない場所で住む人互いの生存権を広げたくての戦い多いんだよね 


『生き返る 普通の人ならきついでしょうね』


 ダンジョン内部に入り全身から瘴気を得られて気持ちよさそうである

 相手に気遣う配慮もあるので悪い相手ではなさそう魔族の住む環境に近い場所に連れて来たんで体調もかなり良くなったようだ 

 俺や豪勝さんは、瘴気耐性があるんで平気だけど感覚的には、あまり気持ちの良い所でないね 

 魔物などの湧かないセーフエリアに建てられたプレハブに案内されたのだ


『ここは、瘴気体制着けさせるために使う場所で最低限の生活が、出来るので

 不自由かもしれないが、部下たちをつけるのでできる限りことはさせてもらう』


 相手が、異世界の高貴なものだと判断して丁寧な対応の豪勝さんである


『こちらこそありがとうございます  

 通常魔族は、人族とは、犬猿の仲なのですが、こちらの世界の人達は、魔族毛嫌いせず丁寧親切な方ばかりですね』


 どういう事情か察してる頭の回転やキレもいいようで自分の置かれてるう

状況を理解して落ち着いた対応をしてる流石王族かなと感心するよ


『ハーリさん無理しないほうが、いいよ 瘴気は、普通の人には、体にあまりよくない物だからね』

 

はー理には、かなり応えてるようで顔色も土色であるので外に出る事を俺は、進めたのである


 平気な俺と豪勝さんと女性自衛隊員に負けじと耐えていたようで限界が、近そうなんで出ることを勧めたのである


『悔しいけどそうさせてもらうよ ミーだけ耐えられないんで恥ずかしいよ』


『状態異常耐性持ってるしね』


『『『『瘴気耐性あるので気になさらず』』』』


 平気な理由を明かされて


『お言葉に甘えて出させてもらうよ覚醒者って色々と違うんだね』


 外で見張りをする自衛隊員に付き添われて外のトボト項垂れて歩くハーリで会った

  ごめんみかけと違い 覚醒者が、レベル上げたら ア○アンマンにでも簡単に勝てるくらい強いから見かけで騙してごめんね 心の中で謝る俺である


『一度俺も帰るよ嫁さんが心配するしね 

遅くなると夜の街には、宿敵がゾロゾロと出てきてまた自衛隊に戻されるし( i _ i )』


 もう何度補導されたりお巡りさんに止められたか解らないんだよね

疲れてるよ最近説明しても信じない人ばかりだし


『そうだな 何度連れてこられたかわからんしな』


『『『『もう自衛隊に入隊してくださいよ』』』』


 豪快に笑いながら話す覇王の豪勝さんと手をわきわきさせて捕まえたそうな女性自衛隊員 捕まえられてもみくちゃにされそうなんで退避ですよ俺も


 どうにか宿敵が出現する前に無事にお家帰れたぼくちんですよ

ほんとダンジョンラスボスより怖い相手ですよ会わずに帰れてよかったです



 帰ったらある程度予想していたけど姉さん来てましたよ


 仕方がないんで マザークイーンベヒモスの良い所をステーキにして出しましたよ

 脂が口で溶けて噛まずとも食べれる柔らかいステーキですガーリックバターライスにテールスープ付けて出しましたよ 


『こんなお肉食べたら他のお肉が、食べられなくなる』


 嫁のさやかの胃袋を掴んで袋叩きにしたみたいですね暴力的なうまさですしね仕方がないでしょう 


 姉さんも満足げな様子なので本題に入る事にしたのだ

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る