底辺配信者の私が防具無しパーカー1枚でダンジョン潜ってたら大バズしました!

燕の子安貝

第1話:パーカー1枚でダンジョン配信は自殺配信らしい

「皆さんこんにちわ!今日もダンジョン探索頑張ります!」


いつも通り配信開始とともに恒例の挨拶をする。

少女...と呼ぶにはパーカーのフードを目深に被り口元が開いているタイプの狐の面を付けている。圧倒的不審者フォームだ。

同接人数は...0

少し前までは5~7人はいたのだがここ最近は誰も見に来ないのだ。


「う~ん...やっぱりこの服が悪いのかなぁ...」


少女の名前は天ヶ瀬 瑞姫あまがせ みずき。ここ最近人気急上昇中のダンジョン配信の波に乗っかり配信者を始めた所謂ミーハーである。


「あっ!人来た!」


《コメント》

・パーカー1枚で何してんの?自殺志願者?


「え!?いえいえ!!パーカーでダンジョンを攻略するのが私の流儀なんです!」


《コメント》

・そんなことできるわけないやんww加工乙


「か、加工なんかじゃありませんよ!」


《コメント》

・はいはい、凄いねぇー頑張れよー


「あ、ちょっとまっ!」


再び視聴者がゼロになってしまった。


「自殺志願者...やっぱり傍から見たらそう見えるのかな...」


瑞姫が思い悩んでいると突然


「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」


と女性の甲高い悲鳴が聞こえてきた。


「えっ!?な、なに今の悲鳴!?誰かモンスター襲われたのかな...」


ダンジョンで悲鳴が上がることはよくあることだ。ダンジョンでは常に死と隣り合わせであり、いつ死んでもおかしくないからだ。なので、いつもの如くスルー...



ではなく、


「今回は助けに行ってみようかな...」


瑞姫は助けに入ることにした。


「ふぅ...さて、と」


突如瑞姫から青白い覇気のようなものが現れる。


「スキル発動『無限加速』」




◆◇◆◇◆◇◆◇

思い付きで1話投稿してみました!

好評でしたら続きを投稿したいと思っています!

普段はこちらの物語を綴らせていただいております。

https://kakuyomu.jp/works/16817330651064864588

タイトルは『いじめられひきこもりになった男の娘、vtuberになる』です。

興味がありましたら是非一読ください!


最後までご覧いただきありがとうございました。

誤字脱字、日本語のおかしなところがあればご指導ご鞭撻のほど

よろしくお願いします。

ブックマークや★~★★★、コメントをくださるととても嬉しいです!


それではまた!



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