投稿時点での時事ネタになります。

５月に台風がやってきて６月頭に本州付近に接近するのは珍しいですよね。皆さん台風に備えて準備していますでしょうか？私の住んでいる地域は幸い今回は雨だけで済みそうなので、畑の方は強風に特別育てるようなことはしなくてすみそうです。

大雨や台風の時によく聞くニュースが、田んぼの様子を見に行って流されるということをやっているかと思います。命を大事にする意味では絶対に危険なので見に行ってはいけないし、用水路の管理は安全が確認できてから行うべきだと思いますが、実際にはそうは言っていられない事情があります。

田んぼの水門の開閉は余程設備が整っている農家さんじゃない限り基本的に手動で取水や排水をコントロールしています。管理を怠ってしまうと自身の田んぼかが決壊してしまい、田んぼがダメになってしまう可能性があります。また、田んぼの構造によっては他の人の田んぼなどにも被害を与えてしまうことも考えられるのでどうしても必死になってしまいます。

一年の収入がなくなるだけでなく、田んぼの畔の修復や場合によっては排水口の整備など金銭的に頭が痛いダメージになってしまいます。それでも命の方が大事なので身を守ることは重要ですが、農家さんにとって１年の無収入は死につながるのでどうしても死に物狂いで大雨の中管理をしてしまうんですよね。

一次産業はなかなか自動化できる部分が難しく機械化するにもニッチなもののため、なかなか高額になってしまいます。今後なんとかより効率よくできるようになればいいですが、なかなか進まないのが現状です。