徒労…疲れて落ち込んだワシ

saito sekai

諺・超ショートショート

ワシは以前から、同窓のS子がまるで自分が一番の美女の様に振る舞っていることに、不満があったのだ。

そして遂にそれを口にしてしまった。


「おい、S子。貴女はわきまえなさい。正直、あんまり君は可愛くないぞ」すると彼女は答えた。


「あら、眼鏡の交換の時期ね」


それを聞いたワシは、どっと疲れて、暫く枝に停まって休むのであった。



「諺・焼石に水」

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徒労…疲れて落ち込んだワシ saito sekai @saitosekai

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