第4話 楽しい楽しいショッピング

ショッピングモールに入ると、見覚えのあるショッピングモールが目に入った。

あと、少しだけだけど人間もいて、何故かホッとした。


「まずは服ですね、とりあえず1週間分の服があればいいですかね」

「そんなになくてもいいわよ、3日分ぐらいでいいわ」

「いやいや、私あなたにおしゃれしてほしいのでいっぱい買います」

「どこから出てきたのよ、その決意」


こんな風に微妙にこっちのテンポを外されながら服屋に着いた

「人が店員なのね」「娯楽みたいなもんですよ」


「いらっしゃいませ、どのような服をご所望ですか?」

「そろそろ春なので、春らしい服を」

「わかりました。それでは試着をしますのでこちらに来てください」


ということで私のファッションショーが始まった


「いいですね、いいですね、可愛いですよ!」

「もっとこっち向いて、いや~可愛い‼」

「店員さんもっと淡い色のやつ、あー!これですこれです‼‼」

「αγβマートの方、この靴は!これとこれとで合わせると、アー‼可愛い‼」


ファッションショーは結局4時間程かかり、他のお客さんや店員さん含め70人ぐらいの観客がいた


そのほかに家具やクッションを買って、時刻は7時

とてもおなかが空いた。今ならどんなにまずくても食べられるわ


「ねぇ、お腹すいた、フードコートってないの?」

「もうそんな時間でしたか、ならいきましょうか」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

「は?........なにこれ?」


さっきからこんなことばっかりだけど、すごかった

お父さんから聞いたことがある71アイスクリームみたいな箱がずらっと並んでいた

お寿司やお蕎麦の日本食から、焼き飯、餃子の中華、パスタやピッツァのイタリアン、ラスグッラやシュールストレミング等の誰得な食べ物まである

孤児院では1週間で出る食事が決まってたから全てがご馳走に見えた


「ふふふ、いっぱい食べてくださいね」

「いいの!えーっと、えーっと、えと///」

「恥ずかしくなりましたか?可愛いですね。はいお金です、価値は変わってないので安心してください」

「・・・・行ってきます]


私は食べまくった、恥ずかしかったから

さっき服買ったけど、太ってしまえ










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