眼差し

熱を持った貴方が

その瞳の中に映る貴方の添い人に

ただ純粋な愛を。


それは剥離していた。

それで良いのだろうか。


冷ややかな哲学の中で

貴方の心の中には

花弁を取り払われた薔薇を。


私は字を書く。

字を書き、自覚する。


共に歩むことが愛であるなら、

永遠のその眼差しは何であるのか。


問いかけよう。

答えのないものに

答えを見出して満足しよう。


それは自己愛で

自己満足で

自己証明でしかないのだから。

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