その時、羽弦は動いた
羽弦トリス
第1話一生の友を見つけた男
羽弦トリスは昭和54年7月に鹿児島で生まれ、18歳で大学進学の為上京。
それから、紆余曲折を経て名古屋に23年住んでいる。
学生時代からの、友人は1人だけ。
地元のしゅんとは、毎日LINEで遊んでいる。
1回目のその時は、今から3年前の6月15日としました。
あるカクヨム作家との出会いで、人生が左右される。
先ずは、羽弦がカクヨムに登録した、4年前に遡ろう。
2019年、1月3日、3年間小説家になろうで活動していたが、イマイチだったので、カクヨムを発見して登録した。
しかし、警告やバンされたり、縛りの多いサイトだな。と、5回ほど退会したが、21年9月からはずっと活動し続けている。
退会するときは、フォロワーさんのペンネームをメモして、新しくログインしてからその方の作品を読み続けている。
ある日、運命が。20年6月にある作家の「雨の中を歩く」が凄く好きで読んでいた。
コメントも書いていた。
そして、その作家がMtFの人間と知り、調べた。
間も無く、Twitterでやり取りして、LINEを交換してLINEで遣り取りが始まった。
そして、今夜のその時の時間です。
その作家は、ブリュヴェールと言う女性作家のだが、年末年始を自宅で過ごそうと計画した。
名古屋駅で待ち合わせすると、軍服の様な格好でブリュヴェールが現れた。
緊張したが、一緒に酒を飲んだ。この人、面白い。優しいし。
そして、その時です。
20年12月24日、羽弦はこの女性を親友として、接することを決めたのだ。
ブリュヴェールに羽弦は、
「一生の親友として接してくれますか?」
と、言うとブリュヴェールは、
「宜しくお願いします」と。
これで、ブリュヴェールとはほぼ毎日電話したり、カラオケ大会を開く仲になる。
平成、令和と執筆を続ける底辺作家の羽弦はこんな言葉を言っています。
「バカでは書けない。利口は書かない作家稼業」
どうしても、作家活動を正当化出来ない羽弦は、作家稼業は全ての仕事を奪われた時の保険のようなものと考えている。
ブリュヴェールにも言う。
「僕は、一般企業で働きたい。待っててね」
と。
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