南部 桐奈

「んん…ン゛ン゛」  

 

カチャン

 

よっしゃー!上がったあー!やっとベンチプレス190kg上がった!185kgから停滞して1年半ようやくその壁をぶち抜いた!目指すは200kg…やっとその壁が見えてきた、その後はMAX更新の喜びもありかなりボリュームがあるトレーニングやった 

 

あ゛あ゛ーー今日はまじで追い込んだ…胸と三頭がパンパンだ、今日はいい気分で過ごせるぜ…あーベンチ200kg上がるまでダブルスプリット久々にやろうかな?どうせ働いてないし……


トレーニングが終わり小休憩していると…(着いた)とメッセージが来た、外に出ると…高級外車のマクラーレンが止まったいた その中から白髪の美しい女が出てきた……彼女の名前は南部 桐奈(なんぶ きりな) 白髪のショートカットでスタイル抜群、真っ白い肌に胸の左上部にレタリングタトゥーが入っている…こいつは俺の幼馴染でもあり元彼女でもある 

 

「ん……会いたかった」 

 

「結構な頻度で会ってるだろ」 

 

桐奈は俺にとっての最高の金ヅルだ…こいつの親は日本を代表する大手暴力団の元幹部だった…そこから事業を始め大成功したのだ、桐奈の父はかなり娘に甘く桐奈の言った事はなんでも聞くらしい…もちろん俺も面識がある…家が隣だったから小さい頃から顔は知っていた、中学生の頃桐奈の父にかなりの恨みがある男達が桐奈を誘拐しようとした時ナイフで刺されバットで殴られても挫けず男達をボコボコにし桐奈を助けだした時に初めて会話をした   

 

その時はとても感謝され 娘をこれから宜しくや結婚式の費用は全部出すから盛大な式を上げてくれ!など言われた、それからすぐ桐奈と付き合った…桐奈との初体験は俺がセフレにしていた25歳の女性から処女の娘とえっちする時の注意点を教えてもらっていたから桐奈に負担をかけない優しい行為ができたと思う…


それから桐奈とは猿の様に毎日えっちをしていた…もうやってない体位はないしとても人には言えないプレイもしていた…でも正直ちょっと桐奈には飽きてきた、基本受け身で俺がなんかやってくれと言ったらやってはくれるけどあまり満足ができない…

 

高校生になったと同時に出会いが増えた 俺はかなりモテる、だから桐奈にバレない様に沢山の女子と関係を持っていた…バレないと思ってはいたがつめが甘かった……野球部のキャプテンと付き合っていたマネージャーとえっちをしていた時に桐奈にバレてしまった 

 

桐奈は無言でこっちに来ると思いっきりマネージャーを殴った 

 

「桐奈!やめろ!」 

 

引き剥がそうとしたがどこからそんな力が出るんだと思うくらい凄い力で跳ね除けられてしまった 

 

「許さない許さない私の…私の関路なのにっ…!」 

 

「ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!」 

 

マネージャーの鼻は折れと曲がっており前歯は欠け血を流していた 

 

「死ね…死ね…死ね」 

 

桐奈の目には光は無く俺もそんな彼女の目にひよってしまった 

 

「南部さん?!何をしているの?!」 

 

しばらくすると先生達が駆けつけて来た、数人がかりで桐奈を抑えてその場はなんとか収まった…その後桐奈は退学になった…マネージャーは恐怖がまだ消えずずっと家に篭っているらしい 

  

この事件は完全に俺が原因だ…もう桐奈には俺みたいなクズは相応しくない…あいつならもっといい人がいる…そう思い桐奈に別れのメッセージを送った…既読は付いたが返事はなかった 

 

もう俺は女の子と深い関係にならない…普通の学生生活を送る…そう決めたのだ


その決心は次の日には取り消しした…だって無理じゃん!こんなにモテて思春期真っ盛りに女子とえっちが出来ないなんて!そこから俺は桐奈にバレない様に相手を選んでいたが桐奈が居なくなった事によって相手を選ばず沢山の女子と関係を持っていた…先輩 同級生 後輩はもちろん先生や友達の彼女友達の親とも関係を築いていた…そんな欲に塗れた学校生活をしていたある日突然桐奈の事が頭に浮かんだ…あれから三か月…まだ桐奈からの返信はまだない…


心配になり桐奈の家に向かった…昔からインターホンを鳴らさずに入っていたから癖でそのまま桐奈の部屋に向かった 

 

「久しぶり!桐奈!元気だったー?」 

 

そこには髪を伸ばしっぱなしで幽霊か!と思うくらい不気味な桐奈だった…桐奈は暗い顔をしてベッドに座り込み周りには俺の写真やプレゼントなどに囲まれていた…

 

俺は最低だ…こんなにも俺を思ってくれた桐奈を裏切って……


「桐奈…ごめん…ごめんね」 

 

桐奈に抱きつく…すると桐奈も抱きついてきた 

 

「関路…好き…離れたくない…」 

 

その後桐奈を久しぶりに抱いた…性欲発散するためではなく桐奈の心を癒すために……

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