東堂 光視点 終
その日私は人生で初めての失恋をした…こんなに泣いたのは初めてだ、そうだよね…あんなかっこいい人に恋人がいないわけないよね
やだっ…ヤダヤダヤダ…関路さんは私の物……誰にも…誰にも渡したくない!……取っちゃおう…あの人から関路さんを……
既成事実……作っちゃえば…いいんだ!!!そっか!そうだ!そうだよ!!
そうすれば関路さんと一緒になれるっ!あは…あはははは…じゃあ早速関路さんのお家行ーこおっ!
ーーー
着いた……関路さんは不用心だから家に鍵を掛けていない、だから簡単に進入出来る…関路さんがベッドに寝た後に襲う計画だからしばらくクローゼットに隠れる…関路さん早く来ないかなー…あはは
関路さん関路さん関路さん関路さん関路さん関路さん関路さん関路さん関路さん関路さん関路さん関路さん関路さん関路さん関路さん関路さん関路さん関路さん関路さん関路さん関路さん関路さん関路さん関路さん関路さん関路さん
カチャ…………きたっ……
家に帰ってきたのは関路さんと白髪の女性だった…あの女っ…
「関路…これ…」
白髪の女はそう言うと関路さんに封筒を渡した
「おー今週はかなり多めじゃん!」
「うん…だから今週は関路を独り占めしたい」
「いや、無理 明日は紗良とデートだし今週は他の子とも約束があるから空きがない」
「あっ…そうなんだ…わかった…」
「あー昨日いいAV見つけてさ…ヌきたいから桐奈の体使わせてくれ」
「うん…ピル飲んであるから中に出していいよ」
「さすが俺の幼馴染!準備がいいね」
えっ……どういう事?白髪の女はただの金ヅルって事?
それに他の子とも約束って……
あのあと二人が寝た隙に家から出た…自分の部屋に帰った後私は考えた……あの女は関路さんの彼女じゃない…しかも他にも関係を持っている女がいる…じゃあ…私にもまだ正攻法で一緒に入れるチャンスがある!金ヅルでもいい、セフレでもいいから関路さんと関係を持ちたい!そして最終的にはお嫁さんになる!私の目標ができた…
そこから私は表では関路さんと普通に遊び、裏では監視を続けていた…監視をした結果関路さんは複数の女性達と関係を持ち全員が関路さんに依存していてその女性達からお金や服やアクセサリーを貰っていた
ーーー
今日…私は優勝して告白する… 関路さん…待ってて下さい…
この日のために私はバスケを頑張って来たと言っても過言じゃない…関路さんに私のかっこいい所を見せて少しでも告白の成功率を上げる…
大会が始まり、私達は順調に決勝への駒を進めて行った…関路さんの事を思いながらプレーをするといつもより良いプレーが出来る……これが愛の力なのかな…
そして遂に決勝…この試合…絶対勝つ…絶対に!!
ピコン
関路さんからメッセージが来た…
(頑張ってねー光ちゃん!)
関路さん……私、絶対に勝ちます…見てて下さい
ーーー
結果は優勝だった…でも正直どうでもいい…早く関路さんに会いたい!閉会式が終わった後関路さんを探していたら幼馴染の康太から声をかけられた
「光!すごかったぞ!まじでやばかった!」
「うん ありがと」
それから同学年全員が応援に来ていた事もあり皆から褒称の言葉が送られた
「光!実は大事な話があるんだ!」
「家に帰ったら光家に行くから待っ「あっ!関路さん!」え?」
大好きな人を見つけた私は周りを気にせず抱きついた
「光ちゃんおめでとう 格好良かったよカリーみたいだった」
「ありがとうございます!そんな事より関路さん!約束覚えてますか?」
「もちろん!覚えてるよ 俺になにをして欲しいのー?」
「ちょっとここじゃ話しにくいのでこっち来てください」
人気のない場所に関路さんを連れて行き、私はついに関路さんに私の気持ちを伝えた
関路さんは困惑した顔をしていたが受け入れてくれた、まだお嫁さんにはしてもらえないけどいずれ絶対…必ず!!他の女達に勝つ!
それから関路さんと体の関係を持った…とっても幸せだ、最初は恥ずかしくてあまり上手く出来なかったけど今では関路さんがトロけた顔で (もう許して…) と言わせるほどえっちが上達した
最初は関路さんの言う事をなんでも聞いて満足させる予定だったけど今は関路さんを堕す方向にチェンジしている
関路さん…絶対逃しませんからね?
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