第6話
やあみんな!!俺だ。
今日は入園式だ、正直に言うとだるい、だが、小学校や中高の校長やら理事長やらの長話と違い、この園長先生の話はすご〜く短かった、ぱっぱと終わったので、俺の組
RoseClassへと向かう、分かる?
このネイティブさ!!
すごくない?サスメガサスメガサスメガサスメガサスメガサスメガサスメガ!!
チートってこういうのでいいんだよ。
席に着くと、いきなり隣の席の子が話しかけてきた。
赤毛の美幼女で活発そうな子だ、案の定、
「アタシ、マリーって言うの!!マリー・ローズ!!よろしね!!マックスくん!!」
こえーよ、なんで俺の名前知ってんだよ!!
そしてうるせぇ!!
「うるさくないよ!!それにね、名前を知ってるのは、マックスくんが有名だからだよ!!
だからね、一瞬でわかっちゃった!!」
いや、それでもこえーよ。
軽く心読んでくんなよ!!
「ははは、よ、よろしくね?ローズちゃん」
「うん!!ヨロシクね!!マックスくん!!」
おいおい、嘘だろ?
これが、1年続くのか?発狂して鼓膜破れるぞ。
というか、俺の周りの女の子キャラ濃すぎだろ、どうなってんだ。
(まあ、女の子なんて、おませくんね。)
お呼びじゃねーんだよ、ボケ。
なんで、最低限敬語を使っていた女神様に、こんな口聞いてるのかって?
それはな、3歳くらいのときだ、夜寝ていたらこいつがいきなり話しかけてきて、叩き起されたんだ。なんでみんな知ってたみたいな顔してんの?潰すよ?
まあいい、取り敢えず俺は悟ったわけだ、コイツに敬語要らねぇやと、以来敬語なんかこれっぽっちも使っていない。
そういうこと、分かった?分かったよな?
それにしても、初日でこれか?
一体どうなるんだ、俺の人生。
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