11月22日 文学フリマ東京37を振り返って②

 こんにちは。瀬名那奈世です。朝から通販準備に追われて目が痛いですが、今回も文学フリマ東京37を振り返っていこうと思います!



 とういうことで、お待たせしました!



【文学フリマでやってよかったこと・やればよかったこと】編スタートです!



【やってよかったこと】


①買ってくれた人にメッセージカードを渡す


 百均で黒いボール紙や可愛い透明フィルム折り紙を買ってきて、オリジナルメッセージカードを作り、買ってくれた人に渡しました!


 事前に『ご購入ありがとうございます!』の文字とサインを書いておいて、宛名と日付をその場で書く感じです。


 「メッセージカード渡してるんですけど、ニックネームとかありますか?」って聞くと、本を包む時間も退屈しないし、名前をきっかけに話が盛り上がったりして楽しいです。


 事前にSNSで繋がってた人が買いに来てくれて「もしかして〇〇さんですか?」とか「さっき買いに行きました!」みたいな話ができたりもしました!


 デメリットは、その場で字を書くのでめちゃめちゃ緊張することです笑



②百円玉と五百円玉だけが入るお釣りケース


 百均に売ってたんですけど、めちゃ便利!


 同人誌の価格設定が700円と900円だったので、正直10円玉とかいらないなー、って思ってたら、見つけました。


 サイズもコンパクトだし、金額も結構入ります。取り外しずらいけど下にお札とかメモとか入れられるようになっているので、万が一の時のために五千円札を入れておくのもアリかも! って思いました。


 一回便利なの買っておけば結構使えると思うので、妥協せずに探してみてください!



【やればよかったこと】


①無料配布、名刺配布


 やりたかったけど時間がなかったー!!!! 道ゆく人に配りたかった!!!


 リアルイベントは絶好の宣伝機会です。本当に。「今日は買わないけど作品は気になるから後でSNSチェックしよー」って思ってても絶対忘れちゃうじゃないですか。だからこそ、名刺だけでも渡してあると強い。


 あと、お客さんとしては無料配布があると立ち読みしやすいと思うんですよね。接客していても、立ち読みしてもらってイマイチなのかな? って思った時に「名刺だけでもどうぞ」とか「無料配布だけでもどうぞ」って声かけできるとすごく場が持つ気がします。


 それから、お隣のサークルさんに配ったりもできます。実際私はお隣さんから無料配布をいただきました……! 最初の挨拶のきっかけになるし、次回からは私も何かお渡ししたい、と思いました。



②お隣さんへの差し入れ


 先ほども言いましたが、今回お隣のサークルさんから無料配布と、それからおいしいお菓子をいただきました! 嬉しかったです。もらった時に返せるものがないとモゾモゾする性質なので今度は準備しておこうと思いました。文学フリマは1ブースに2人まで入れるので、個数物は2人分あるといいのかな? と思ったり。


 手作りは衛生的に心配(渡す方ももらう方も)なので、普通に個包装のお菓子でいいと思います! 後はアイマスクとか?


 大げさになりすぎないように気をつけたいところですね。



③売上を入れるポーチや封筒、セロハンテープ


 お釣りケースばっかり気にして二つとも準備を忘れていました笑


 売上を入れる袋がないことに会場で気づいて、慌ててモバイルバッテリーやリップを入れていたポーチを空にして使いました。でもこれが意外とよかったです。


 巾着だと深くて中身を確認しずらいので、チャック付きで小さめのメイクポーチが適任かと!


 売上とお釣り、自分のお財布は分けておいた方が後で計算もしやすいです!


 セロハンテープは、お客さんから見えるけどマスキングテープでは強度が心配なところ(布の上など)で使えるかな、と思います。携帯用の小さいやつをちゃんと持って行った方が安心です。



④スーツケースで搬入


 周りの出店者さんを見ていると、宅配搬入・搬出を使わない方も結構いらっしゃいました。かく言う私も、帰りは事務局からいただいたトートバッグに売れ残った本たちを詰めて頑張って持って帰りました。力こそパワー!!!


 売れ行きを見ても、自分はそこまで大量に在庫を持っていく必要はないかな、と感じたので、小さめのスーツケースを一つ用意して搬入・搬出すれば送料の節約にもなりそうです。


 ただしトートバッグでの持ち運びはオススメしません! 重たいし、折り曲がらないか心配だし、何より重たいので!!!(切実)


 やむを得ず布製のバッグを使う際はしっかりビニール袋で包んで荷造り紐で固定するといいと思います。重たいですけどね……。



⑤名札と上り、折りたたみテーブル


 これはできればって感じなんですけど、社員証みたいな首から下げる名札とポスターを高いところに掲示できる上り(?)があったらいいなーと思いました。理由は格好いいからです笑


 名札は他ブースに買い物に行った時に話しかけてもらえたら嬉しいし、上りはとにかく目立つので宣伝効果がありそうです!!


 とはいえ、名札はともかく上りはちょっとデカそうなので要検討です。


 そして折りたたみテーブルも、これまた嵩張りそうなんですが、あったら便利だなと思いました。本当に小さいやつでいいので足元に置いておけると、本を包むのに使う袋やお釣り、文具類の置き場所に困りません。


 あと、個人的には飲み物を長机上に置かなくて済むのもメリットかなって思います。会場付近にタリーズがあったりカフェが出店してたりするのですが、ふたの閉まらない飲み物を売り物や在庫と一緒にしておくのがなんだか怖くて……笑


 ブース内で昼食を取ったりもするので、飲食物の置き場所は少し考えておくとより安心です!



 と、こんな感じですかね?



 持って行った物で十分なんとかなったのですが、複数回出るならもっとこうしたいな、みたいな部分をまとめてみました。参考になれば幸いです!



 そしてこのエッセイも、次回で最終回となります。テーマはズバリ、お金とタスク編!!!



 何を隠そう私、万年金欠人間なので、文学フリマで出したいって思った時に一番気になったのがお金のことでした。



 同人誌の印刷代や売り上げだけでなく、初めて同人イベントに参加する身として準備にかかったお金(出店するための道具なども含めて)を改めてまとめたいと思います。



 また、どれくらいの作業を乗り越えれば文学フリマで出店できるのかについても、申し込みから同人誌制作、出展準備まで一覧にしておけば、誰かの役に立つかな、なんて思ったり。



 11月中には更新しようと思うので、今しばらくお付き合いくださいませ!

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