『すかいぶるー』
けつろんをいえば、
ぼくはなにもみていない
でもだからといって
かれらにはかんけいがないのだ。
たいせつなのはぼくが
そこにいたということ
うつくしいオレンジいろの
ゆうやけが
よぞらにかわっていく
そのグラデーションに
ぼくがはせていた
おもいが
どんなものだったとしても
かんけいがないのだ。
でも、どうだろうか
ぼくはもう
おわってしまっているのだろうか
あぁ、ぼくのじんせいは
だれかのためになったのだろうか
いまもなお、うちゅうのしんぴについて
しりつづけているというのに
ぼくのくちはもう
なにもつむがない。
まぶたのうらはそらよりも
あかくてあかくて、そしてあかかった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます