第31話 ありえないありえないありえない!
2023年7月3日。月曜日。在宅勤務。
わたしの我儘でやりたくないと言っているのではなく、昨年かなり心理的ダメージを喰らったために精神的に拒否反応が出てしまう仕事を、それでも少しずつやらなければならない時期になってきてしまい。
でもなんと、今日は。
仕方ない。
やるか。
という気になったのです。
これって、すごい進歩じゃないでしょうか?!
ちなみに、今日の仕事開始時の充電率は体感で65%くらいな気がしました。
元気な時は、いちいち充電率なんて気にしてなんかいなかったけど、「ちょっと今日やる気ないなぁ」っていう感じの時は、もしかしたらこのくらいの充電率だったのかなぁ?
そんな訳で、ちゃんと向き合おうとしたのに。
今日に限って、横やりがバンバカ入ってきてしまい、結局ほぼほぼ手が付けられなかったという(笑)
まぁ。
こんなものですよね、仕事って。
しかも、その横やりを一生懸命片付けるにあたっては、またせっかく充電した気力を消費するのですよ。
次々と内容判断して決断して指示しなければならないので。
でも、ね。
必死に対応していたら、気づけばもうすぐ『定時』な時間。
これも、すごい進歩じゃないでしょうか?!
だって今までは本当に、時間が過ぎるのが遅くて、定時まで耐えるのがシンドイくらいだったのに。
集中力が戻って来た、ってことですよねぇ?!
なんだか、ちょっと嬉しいです。
ほんの少しずつでも、回復に向かっているような気がして。
ただ、充電率は40%くらいに減ってしまいましたけどね(^^;
と。
我が事については、嬉しい事しかなかった今日ですが。
(仕事はしんどかったですけど)
同僚のMさん。
今日、医師の診断書を上司に提出したところ、よりいっそうストレスが溜まってしまったようで、電話がかかってきました。
おそらく、自分の胸に留めておくことができないほどだったのでしょう。
わたしも、彼女から聞いただけでも、上司の『アリエナイ発言』連発に驚いてしまいました。
【じゃあ、僕は残業していない人に『残業して』って言って、あなたの穴埋めをしてもらえばいいの?】
【だって、残業代は払ってるでしょ】
【それじゃあ、人を入れればいいって言うの?でも人なんてすぐには入れられないし、入れたって教える手間とかまた増えるでしょ?どうするの?】
あの人は本当に上司なんでしょうか。
替え玉とかじゃ、ないんでしょうか。
業務過多で体調を崩して診断書を提出している人に向かって言う言葉でしょうか。
上司としての自覚も、部下への思いやりも、欠片も無いような気がしてなりません。
……もし可能であるならば、上司のチェンジをお願いしたいくらいです……
電話口のMさんは、泣き出しそうな声をしていました。
彼女の症状が、これ以上悪化しなければ良いのですが……
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