第14話交渉
ここは、どこだろう
神殿?
ボスの声が聞こえる
「お前には、聖女を殺してもらう」
「はいボス必ず殺します」
今の声は、俺なのだろうか?
次は、どこだここ?
森?
木の奥に人影が見える
俺は、覗く
そこには、目から涙を流している
俺の姿があるそして人を抱えている大きさ的少女そして滴る血もう死にそうだ
ナイフで腹が刺されている
「何故だ何故死なないといけない
何故運命は、俺の大切なものをうばうのだ」
もう1人の俺が何かを言っている
抱えている方は、生きているらしく
弱々しい声で何かを言っている
「あ………………あい………………
フフ…………だい………じょ………
…いき………から」
少ししか俺は、聞き取れなかった
そして少女の身体だ動かなくなる
それと同時にもう1人の俺が叫んでいる
そして俺は、何故かこれを懐かしい
と思っている
何故だろうか?
記憶にないのに懐かしい
あぁでも懐かしいというより
あの少女に目が離せない
もう死んでいるのに
呼吸が荒くなる
はぁ はぁ はぁ
俺は、手を伸ばす少女の方に
それで俺は、少女に
目が覚める
知らない天上だ
とても懐かしい夢を見ていた気がする
汗がすごい
隣では、エルザがリンゴを切っている
「あら?起きたの?夂くん大丈夫?」
「あぁ大丈夫だすぐ起き上がっ!」
起きあがろうとすると手に痛みが走る
「だめよ、ちゃんと安静にしなきゃ
そしてありがとう夂くん」
「大丈夫だ問題ない」
俺は、自分の手のひらを見つめる
包帯でぐるぐる巻きだ
「運ぶの大変だったよ」
「悪いあとエルザ頼みたい事があるんだが
いいか?」
俺は、エルザに言う
するとエルザ顔向けて
「なに夂くん?」
「ポーチェリー先生をよんできてくれないか?」
「そう、わかったわ、
呼んでくるわね」
そう言ってエルザは、部屋から出た
俺は、窓から外を眺める
ビルが立ちホテルがあり下を向くと
コンビニなどショッピングモールがある
ここは、3階か、
まぁもういいだろう
エルザの気配も消えたし
「なぁもう出てきていいんじゃないか?」
俺は、低い声で話す
するとドアの奥からポーチェリー先生
が出てくる
「やれやれ何でバレてるのかな?
君本当に人間か?
まぁいい時間は、あるだろう
早く実験をさせてくれ」
そう言うとポーチェリー先生が
タバコを吸うフードを被ってるので
顔が見えない
「いえタダでは、やりません
交渉しませんか?
ポーチェリー先生?」
「何?」
ポーチェリー先生は、顔を歪める
「はい、まずは、エルザを強くして下さい
そしてフードを取ってくれたら
俺の秘密を2個教えます」
「ほう悪くない交渉だ、だが
フードは、取るつもりでいた
私の秘密も一つ話そう
これでどうかね夂くん」
「はいそれでいいです」
そう言うとポーチェリー先生は、フードを外した
そこには、人間がいた
髪は、茶髪丸メガネをしている
顔は、美人である
「え、」
俺は、驚き、口から声がでた
何故だポーチェリー先生は、
エルフじゃないのか?
俺が考えていると
ポーチェリー先生は、話す
「私はね、ポーチェリーという名前じゃ
ないんだよ本当の名前は、
心 蒼子(こころ そうこ)っていう
名前なんだそう人間だよ」
「ちょっと待て頭が追いつかない
名前を偽装していた
エルフじゃなくて人間?
何故名前を変え
エルフとして生きている?」
「う〜んそれはねぇ人間だとなめられちゃうでしょ
エルフって名前がカタカナの人多いから
名前を変えた
そして私の幻術で私をエルフだとみさせる
ようにした
だけど夂くんには、きかなかった
だから私は、夂くんを実験したい
さて、次は、夂くんの番ですよ」
なるほど理解した舐められたくないから
名前を変えた舐められたくないか、
「俺は、暗殺組織の人間」
「俺が、一回負けたこと
以上だ」
「ふ〜んそうなんだ知っていたよ
君が、暗殺者だというのはね
だけど君が負けた相手もきになるね
後それと2人きりのときは、蒼子先生
と読んでね」
「約束通りエルザを強くしてくれるんだよな?」
「ああもちろんよちゃんと強くして
やるからまってて」
蒼子先生の顔が今は、怖く見えた
早く回復しないかな
俺は、自分の手を見ながら
思うのであった
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