2038年10月18日
鷹月仁
第1話
この日は特別に嫌なことは無かった。
ただ、消費税が20%になっていただけだった。
それでも日本人として、皆は生き抜いてきた。ただそれだけである。
だが、それでは収まりきらない人々がいた。中小企業の人たちである。
皆なぜかこの日だけは特別に手に包丁や鉄のやりなどを持ち歩いている。
何故か?と言うと皆、消費税に耐えられなかったからだ。
其れを言ったら刺されても文句は言えない、そんな雰囲気だった。
警察官もそれを見越してかは知らないが、拳銃を構えて「それ以上近づくと発砲する!」というだけだった。
だが、その警察官の中に発砲したものがいた。
新人の掛林である、それが元となり人々は大きな声を上げ警察官たちに走り寄る。
警察官は逃げ腰ではあったが、後ろは国会である。とはいえ警官も逃げるわけにはいかない。
自分たちの親分であるからだ、しかし、市民の数や怒号に押され少しずつ押され始めていた。
そんな時に、消防車が来てさらに市民は次々とおされてゆく、その足元にはとんでもない数の日本人が横たわっていた。
警察もプラスチックの盾や拳銃まで使う奴もいた。
それほどにひどい有様である。
さてこのような事態から、民衆の中からクロスボウを持ってきている人が到着した。
人の間からに隙間を狙って撃つも向こうは自衛隊迄やって来た。警官はひとまず抑えつつ自衛隊と後退し始める。
さて、ここからどうするかが見ものではあるが、民衆VS自衛隊&消防隊&警察官今では数では押しているものの民衆にはちと理不尽な物、さてどう返すか
2038年10月18日 鷹月仁 @aoijin1971
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。2038年10月18日の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます