チート叶えてもらったけど異形にされた件

第1話

「身の丈に合った生き方を」をモットーとして生きてきた俺であるが、この度ファンタジーな異世界に転生することになりましたー！！いぇーい！

どういう状態かと言いますと、いつものように下校していたらトラックに轢かれまして、気づいたらこの何も無い白い部屋にいたわけですね！わーい！

「なんか君テンション高くない？さっきまでめちゃくちゃつまらなさそうに歩いてて、なおかつ轢かれたばっかりじゃないの？」

そう聞いてくるのは目が覚めた時にはここにいて、色々説明してくれたショタ神様！なぜ神様だと言い切れるかと言えば色んな姿に変わったり、ものを創り出してみせてくれたからだ！りんごｳﾏｰ

「やだなー神様、異世界転生するってなって興奮しない男は日本男児じゃないでしょう！」

「ああそう。まぁいいよ、で転生後の能力は『食べたものの力を吸収・コピーする』でいいんだよね？」

「はい！バッチリっす！」

「それ以外に希望はないね？じゃ、命を狙われることも多々あると思うけど頑張ってね」

まあ異世界なのだから命の奪い合いなんかは日常茶飯事なんだろうなー、でもチートあるんだからなんとかなるでしょ。いやー、どんな風に生きれるかな！

「はい！次の人生目いっぱい楽しんできます！」

そう僕が言うとすぐに、白い部屋が崩壊し僕の視界は暗転した。

「ふふ、人生だなんて誰も言ってないのだけれどね、君の次の生に辛多からんことをー」

なんて声が聞こえた。うん？