ソウルクラッシュ13

第3話 妖狐の森 奪われた平和と復讐

　本木雅弘演じる狩人・柳田武は、人々から「妖物を狩る」と恐れられていた。ある日、彼は妻の川口春奈演じる奈津と一緒に、禁忌の森「妖狐の森」に向かう。そこで、彼らはMEGUMIが運営するインターネット掲示板で知り合った出川哲朗演じる記憶喪失の男・三枝と出会う。

三枝は、記憶が失われた過去を探るため、「妖狐の森」に足を踏み入れた。「妖狐の森」は、往時には大勢の妖怪が住んでいた場所であるが、現在は魔物が跋扈する恐怖の森だった。三枝は、妖狐がかつて繁栄していた街「清水町」にたどり着き、そこで出会った住人たちに、自分が記憶を失ってしまった理由を知らされる。

清水町は、かつては妖狐たちが人間に協力して平和に暮らしていたが、ある日、謎の組織によって妖狐たちは捕獲され、人間たちは祖先から受け継いだ鳥居の力を使って、妖狐たちを監禁していたのだった。小さな妖狐たちは、人間たちの冷酷な仕打ちによって、復讐を誓っていた。

三枝は、出会った住人たちと共に、清水町を救うために、資産家の藤田まこと演ずる男の協力を求める。そして、安岡力也が考案した「特殊装置」を使用して、魔物たちと戦いながら、妖狐たちを救出する作戦を立てる。

物語のクライマックスでは、清水町を取り戻した三枝たちは、妖狐たちと暮らし始める。しかし、組織から脱走した妖狐たちは、復讐を果たすべく、柳田武と対決することになる。

この大河ドラマは、復讐の甘さと妖怪と人間の関係を、スリリングなストーリーで描いている。