ソウルクラッシュ12

第19話 バーコード、洞窟、吊り橋の復讐

　かつて、松田優作演じる組織のボスが率いる犯罪集団によって、家族を殺された本木雅弘演じる男性と、彼と同じく家族を失った川口春奈演じる女性。二人は、残された家族の写真に刻まれたバーコードを手がかりに、敵を探し出すための情報を集め続けていた。

その過程で二人は、MEGUMIが過去に情報提供者として関わっていた出川哲朗演じる元刑事と出会う。彼から、日村勇紀演じる警視庁の高官が、自分たちを守るために情報を隠蔽していることを知らされる。

一方で、犯罪集団のアジトが洞窟であることをつかんだ本木たちは、集団を壊滅させるための作戦を立てる。作戦では吊り橋を用い、集団の幹部たちを一人ずつ仕留めていく。

そしてついに、本木たちはボスである松田優作演じる男と対峙する。彼は刑務所を脱走し、危険な状況に身を置きながらも自分たちの家族を守り続けてきたことを語り、二人に対し手を差し伸べる。だが、本木と川口は、自分たちの手で復讐を成し遂げるため、男を射殺してしまう。

物語のラストでは、彼らが謎の吊り橋を渡りながら去っていくシーンが登場する。そして、彼らの復讐に関わったすべての人物たちが逮捕され、事件は幕を閉じるのだった。