野菜戦争

星夢顎

第1話

【野菜の日々】

〜自宅〜

トマト「ミニトマト〜そろそろ起きなさーい」

ミニトマト「はーい」

いつも母のトマトに起こされ始まる日々、いつも通りの日々そんな日々を送っていた。お父さんは僕が産まれる前に死んじゃったらしい。

でも僕は今の生活に不満などなかった。だってお母さんと2人で幸せに暮らせているから。


〜学校〜

ミニトマト「おはよ〜」

ブロッコリー「おーおはよ〜今日は遅刻しなかったんだなw」

ミニトマト「いつもしてる訳じゃねーし」

こいつはいつも僕の事をからかってくるブロッコリー俺の親友だたまに暴れだしたりするが普段は良い奴だ。僕は基本学校ではブロッコリーと過ごしていた。ほかのクラスメイトはたまに喋るが仲はそこまで良くない。

ブロッコリー「てかあれ見た?新作のゲームの野菜戦争!」

ミニトマト「見たよ!絶対面白いよね!」

ブロッコリー「それな!あの主人公のキャラベジタリアンめっちゃかっこよくね?」

ミニトマト「え〜僕は主人公のライバルマヨネーズ将軍派かな〜」

ブロッコリー「あ〜あいつもいいよな!」

いつも話して帰って寝て起きての繰り返し何も変わらない日常だった。あの時までは...

〜ある日の朝〜

トマト「ミニトマト早く起きなさーい」

ミニトマト「はーい」

またいつもの日常が始まるそう思っていたその時この街に鳴り渡るチャイム

ミニトマト「ん?なんだ?」

???「今からゲームを始める。」

ミニトマト「なんだ?」

???「今からしてもらうゲームその名も野菜戦争!生き残りをかけたサバイバルゲームだ。」

ミニトマト「は?何言ってんだ?」

???「この世界には野菜が増えすぎただから数を減らそうと思う。ひとつの街につき1人生き残れるルールだ。」

ミニトマト「は?なんだよそれ...おかしいだろ!」

???「ちなみに1週間以内に1人にならない場合全員死ぬ。だから争わなかったら困るのはお前らだぞ。」

トマト「ミニトマトそんなこと出来るはずないから安心しなさい。」

???「言っておくがお前らの会話は全て聞こえている。だから二人暮しの母親トマトお前の会話も聞こえているからな。お前が信じるか信じないかなんて俺からしたらどーでもいんだよ。俺は事前に言っておいてやっただけだからな。」

トマト「じゃあ証明してもらおうかしら。今私をその場で殺してみなさい。」

???「ほーういいんだな?」

トマト「ええいいわそんなハッタリ私にはきかないって...」

ミニトマト「お母さん?」

トマト「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛いやめてやめてやめてやめてやめてやめてイヤッイヤ イヤ!!!まだ死にたくな...」

ミニトマト「お母さん?お母さん!?」

???「これで分かっただろ?これは本物ださぁ期限は1週間だ。1週間以内に1人にならない場合今のようになるからな。さぁ戦争スタートだ。」

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