祈り

君の瞳も髪の色も知らないけれど、

君の立ち姿も些細な癖も知らないけれど、

それでも時々無性に君に会いたくなる。


眠る前、ベッドの中で祈るんだ。

地球の裏側で私が眠るときに目覚める君が

どうか穏やかな1日を過ごしているように。


そして、

君が季節の花を見かけるたびに、

私を思い出してくれるように。

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