AIは大多数を認識している
「遅刻、遅刻」の食パン少女に続き、少女漫画の冒頭の鉄板である「イケメンが水を飲んでいると女の子が話しかけてくる」を入れてみました。
場面は想像できるのに、作品の原点は不明。しかしギリシャ神話には湖の出会いがあり、時代劇ならさすらいの剣客が井戸で水を飲む。西部劇にもそんなシーンをイメージしやすい場面です。
とここまで書いて、日本神話のスサノオも川の向こうで天照と対峙し、追放された後は川で櫛を拾って、そこからヤマタノオロチ退治が思い浮かべました。水飲み場はさながら新しい人物との出会いの場面として使いやすそうです。
で、AI作品ですが、食パン少女同様に、ひねりがありませんでした。このサービスを何度も試して分かったのは「AIが逸脱しないように動線を引く」でした。
ドラクエ1のストリーやガンダムのストリーを入れた時は、単語一つ一つに情報量があり、意味も含まれていましたので狙いから大きく外れることはありませんでした(「ガラスの仮面」は失敗したが)
無論、ジャンル指定ができる仕様になりましたが、「男女の出会い」を入力したら、特に大きなドラマ性や意外性も起きませんでした。
よく言われる「冒頭に死体を転がせ」ば、少なくとも表面上はミステリー作品になるように。
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