姉妹への応援コメント
口から糸を吐いて死ぬって怖いですね。
池に落ちたカマキリのお尻から、ハリガネムシが出てきたような映像が目に浮かびました。
糸にはどんな意味があるのでしょうか、想いだったり、念だったり、引き継いで欲しい何かだったり想像が膨らみました。
とても素晴らしいお話を読ませて頂きありがとうございました(^-^*)
作者からの返信
ありがとうございます! お楽しみいただければ何よりです。
決まったタイトルの小説を書くという自主企画ありきの「糸」だったのですが、それはそれとして色々と象徴的なモチーフだなと思います。特に絹糸は蚕が作るものからか、生命力のようなものを感じますね。「着物」も女系で引き継ぐことが多そうですし、想像の余地がある物語になった気がします。
姉妹への応援コメント
哀しいのに淡々としたふたりが怖くて愛おしくて、とても好きです!
覚悟の末なのか、諦めの先にある穏やかさなのか、姉妹だけの秘めやかな時間が羨ましく思えました。
虹のように色を変えていく美しい糸が、自分の死期を悟る標なのか、生きてきた時間が紡いだものなのか、それを織りあげるのはどんな気持ちなのか、と考えるのも楽しかったです。
作者からの返信
ありがとうございます! 拙作をお楽しみいただければ何よりです。
家系の女性に多い病のようですから、本作の姉妹も覚悟を抱いて生きてきたのかもしれません。死病にかかっているのに不思議と穏やかな時間を過ごす二人は、自分も「いい時間の過ごし方をしているなぁ」という気がします。
あとは美しいものを遺すことに喜びを感じているのかもしれませんね。色々ご想像いただけて嬉しいです!