第二次世界大戦・ナチスの最終勝利
@nanashiChina
第1話・最初の戦争
1933年。ドイツ共和国では「国家社会主義ドイツ労働者党(ナチス)」が政権を確保した。そして史実よりも早い1936年にオーストリアとチェコスロバキアを併合した。
1939年9月1日。この日から世界は変わっていくのであった。夏休みが明け、登校、出勤していたポーランドの市民は地獄に叩き落とされた。
グデーリアン「そろそろですな」
マンシュタイン「頑張ってくれよ。相棒。」
グデーリアンの指揮するドイツ=ポーランド方面第一軍がケーニヒスベルクより越境を開始。瞬く間にポーランド首都ワルシャワ手前まで進撃された。
レープ「私もそろそろ始めますかね...」
マンシュタイン「勝ってきてくださいよ。貴官は我々に必要なのですから。」
レープ「勿論ですとも。」
そしてレープの指揮するドイツ=ポーランド方面第二軍もダンツィヒを落とし、南方の古都クラクフまで進軍した。
一方日本では
山下奉文「陸軍と海軍は協力し、支那事変を一刻も早く終わらせるべきである!」
山本五十六「その通りですな。我々が協力するに越したことはない...」
中華戦線では重慶に迫っていた。支那事変を早急に終結させようとする陸軍は海軍との協力体制をとったのである。海軍では新型空母「大和」、陸軍では新型中戦車「ハミ」が完成。その後の戦争に関わってくるであろう。
イタリアでは
メッセ「今なら英仏も関与してこないでしょう。統帥閣下。ご決断を」
ムッソリーニ「私は、我々は大義の為、失ったイタリアの為に聖戦を開始する。ローマの子供たちよ。戦い抜くのだ...」
ユーゴスラビアやギリシャに侵攻を開始。戦線の停滞が見られたが、直ぐににユーゴスラビア首都ベオグラードまで到達した。
しかし・・・
マンシュタイン「まずいです。総統閣下」
ヒトラー「どうした?」
マンシュタイン「こちらを見ていただければ」
ーーーー英仏より戦線が布告されしーーーー
マンシュタイン「しかし、英仏は弱腰です。きっと攻めてはこないでしょう。私の戦車軍団もありますから、迎撃体制は揃っています。」
ヒトラー「素晴らしい」
ドイツは英仏が塹壕にこもって襲ってこないと即時に判断し、ソ連との不可侵を締結。
リッペントロップ「独ソの不可侵条約のご締結をお願い申し上げます。」
シェレンブルク「勿論です。独ソの世界が出来上がるのでしょうか。」
「モロトフ=リッペントロップ協定」である。
しかしーーーー
マンシュタイン「英仏軍がマジの線を越え、一気にドイツ領に流れ込んでいます...!!」
グラッツァーニ(イタリア)「我が軍もアルプスを進んでいますが、2ヶ月ほど戦線参加にかかりそうです...」
ヒトラー「仕方ない。奴を呼べ...」
マンシュタイン「は、はい」
???「お呼びですか?総統閣下」
ヒトラー「ああ、ルーデル。」
ルーデル「私の腕もまだまだですが、英仏軍を追い返すよう努力致しましょう。」
【第一次パリ近郊陸空戦】
参加勢力
英仏・シャルル・ド・ゴール砲兵師団
モントゴメリー重戦車師団
独伊・ルーデル=スツーカ師団
(一部に限り)グラッツァーニ戦車師団
この戦闘により英仏軍主力は崩壊。司令官の死傷は、敵はモントゴメリーの死亡。味方はグラッツァーニの軽傷で幕を閉じた。
次回予告・第一次パリ近郊陸空戦にて勝利した独伊軍はこれからどのように進軍していくのか。ポーランド戦線と独ソの関係とは?
お楽しみに。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます