二季
蝉の声がしない
真夏日は
何だか奇妙な感じがして
真夏日に咲いている
額紫陽花も
少し居心地が悪そうで
このまま
春と秋が短くなって
消えてしまったら
四季が二季になるのかな
そしたら
春休みはどうなるんだろう
秋祭りはなくなっちゃうのかな
それでも
冬休みには
振袖の君と初詣に行き
夏祭りでは
浴衣の君と花火を見て
それなら
それだったら
ねぇ…
でもやっぱり
夏や冬を待っている
春や秋も恋しいのです
桜の下で
楓の上で
春や秋の
君にもやっぱり会いたいのです
――――――――――――――――――――
温暖化問題の作品と思いきや
やっぱり恋の詩なのでした
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます