2023年から、遠い未来の我々へ

@senka_chiba

第1話 はじめに

私は一般人である。文を書く優れた才を持っているわけではない。

だから、この記録の文章作法は間違っているところが多いはずだ。言語学という学問が未来に残っていたとしても、この記録は何の役にも立たないだろう。

それに、私は特定の分野に通ずる学者でもないため、この記録の内容は学術的な特別性を持たない。間違えた知識や認識が多分に含まれている。つまり客観性に欠ける主観的なものであるということだ。


私が遠い未来に向けて記録を始めようと思った理由は、暇だからである。

加えて私は飽き性であるから、このまま何も記さずに終わるかもしれない。

そうなったら笑ってほしい。

現代において笑うとは、自然と湧いてくる心地良い感情に顔の表情が自然と歪むことである。これは顔の持つ自然な機能の一つである。

西暦2000年代を生きる我々の顔や身体や脳は、自然のままの姿であり、機能もそのままなのだ。とは言え、その自然の肉体や精神が、あらゆるものに毒されていることも大きな問題として存在している。


あなた方の姿は、現代の我々の姿とは異っているかもしれない。

あなた方は現代でいうアンドロイドそっくりな姿かもしれないし、現代でいうパソコンやタブレットの姿をしているかもしれない。

現代の我々の多くが、未来の人類の姿や社会システムを想像している。

それらを詳しく研究する時はSFと分類される小説やアニメなどの創作物を参考にするとよいだろう。以下に私の好きなSF作品をいくつか挙げておく。


・風の谷のナウシカ(漫画 宮崎駿)

・ルパン三世 ルパンVS複製人間(アニメ 原作モンキー・パンチ)

・地には平和を (小説 小松左京)


他にも数えきれないほどの作品が存在し、今も生まれ続けている。


第一話 以上


千葉千華 2023年5月24日水曜日 散かった机に歯磨き粉が置いてある。

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