菜の花透いて遠く青のふんわり

はないてとおあおのふんわり


       ◇


菜の花……アブラナ属の花の総称。春の季語。


 なにかと川の近くに住むことが多く(そもそも日本なんてそこらじゅう川だらけなのですけれど)、冬が終わり暖かくなってくるといそいそ散歩へ出るようになるわたしがよく気にしてしまうのは菜の花です。

 けっこうあちこちに生えている花ですが、わたしはこの黄色をわりかし気に入っていて、特に晴れた日などは空の青色との対比がとても綺麗なんですよね。そこの部分だけ光がやわらぐような感じがするのがとてもいい。細く伸びるので風によく揺られて、春風のやわらかさも感じられます。

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