第2話
また、リホに付き合って図書館に行った時。
検索システムがそこにあるのにわざわざ司書の人に本を探してもらう。
「ねぇ、あそこにPCあるよ。なんでわざわざそんなことするの?」
そう尋ねると、
「そっちの方が面白そうだから」
だって。意味わかんない。
多分その延長で変なとこアナログ人間。
よくダサいとか、時代遅れみたいにからかわれていた。
本人はあまり気にしていなかったようだが。
そんなリホとは高校でも無事同じクラスになれ、そこに新しい友達も加わった。
何不自由なく充実した高校生活の、ある朝の事だった。
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