オモシロ逆翻訳で楽しむ名作文学

☆『ごんぎつね』を逆翻訳したらゴンに子供がいた

今回は結末の方を逆翻訳します。

原文

　そのあくる日もごんは、栗をもって、兵十の家へ出かけました。兵十は物置で縄なわをなっていました。それでごんは家の裏口から、こっそり中へはいりました。

　そのとき兵十は、ふと顔をあげました。と狐が家の中へはいったではありませんか。こないだうなぎをぬすみやがったあのごん狐めが、またいたずらをしに来たな。

「ようし。」

　兵十は立ちあがって、納屋なやにかけてある火縄銃ひなわじゅうをとって、火薬をつめました。

　そして足音をしのばせてちかよって、今戸口を出ようとするごんを、ドンと、うちました。ごんは、ばたりとたおれました。兵十はかけよって来ました。家の中を見ると、土間どまに栗が、かためておいてあるのが目につきました。

「おや」と兵十は、びっくりしてごんに目を落しました。

「ごん、お前まいだったのか。いつも栗をくれたのは」

　ごんは、ぐったりと目をつぶったまま、うなずきました。

　兵十は火縄銃をばたりと、とり落しました。青い煙が、まだ筒口つつぐちから細く出ていました。

五か国語翻訳（英語、スペイン語、ベンガル語、ルガンダ語、マケドニア語）

翌日、ゴンはひよこを連れて兵十の家へ行きました。 ハイジュは倉庫で手錠をかけられていた。 そこでゴンは裏口から家に入りました。

一方、ハイジュは突然うなずいた。 キツネが家に入ってきました。 先日あなたのうなぎを盗んだキツネがまたあなたと遊んでいます。

ヨシ。

ハイジュは立ち上がって納屋からカゴを取り出し、弾丸を詰めた。

それから彼はその男をノックしてドアから追い出しました。 ゴンは押しながら降りてきた。 ヘイズが駆け寄った。 家の中を見ると地面に落花生が山積みになっていました。

「ああ」ハズは驚いてゴンを見て言った。

「ゴンさん、定期的に授乳してますか？」

ゴンは目を閉じて首を振った。

兵十は悲鳴を上げながら導火線を落とした。 口からは青い煙の細い柱がまだ出ていました。

大崩壊しましたね。見知らぬ登場人物がたくさん出てきました。ハイジュくん倉庫に監禁されてるね。栗が落花生に代わっているところを見ると、舞台は千葉県かな？

ハッピーエンドに変えるためさらに翻訳していこう。

十か国語翻訳（ハワイ語、中国語、シンド語、ミャンマー語、ドイツ語追加）

翌日、クンはニワトリを連れてシャオ・ジョウの家に行きました。 ヒョジョは店で手錠をかけられた。 スーゴンが裏口から入ってきた。

一方、ヘジョは急いでうなずいた。 キツネが家にやって来ました。 先日あなたのタバコを盗んだキツネがゲームに戻ってきました。

ヨシ

ヘジョは立ち上がり、檻から袋を取り出し、錠剤を詰めました。

男はドアをノックした。 キャンディは車から降りた。 ヘイズは走った。 家を見ると落花生がいっぱいでした。

「分かった」ハゾウは驚いてゴンを見て言った。

「まだ授乳中ですか？」

グンギは目を閉じてうなずいた。

暁州は導火線を抜いて叫びました。 彼の口からは青い煙が出た。

もう訳わからん。登場人物が一貫していないから、それぞれが別の物語を始めてしまっている。

ここまで来たら大崩壊させてやる。

十五か国翻訳（アラビア語、ロシア語、韓国語、ギリシャ語、モンゴル語追加）

翌日、昆さんは鶏を連れて暁卓の家に行きました。 店内で手錠をかけられたヒューゴ。 裏口からタオルが入ってきた。

しかしヘジョは急いでうなずいた。 キツネが我が家にやって来ました。 昨日あなたのタバコを盗んだキツネがゲームに戻ってきました。

ヨシ

ヘゴは立ち上がって箱から袋を取り出し、穀物を詰めました。

男がドアをノックした。 キャンディは車から降りた。 ヘイズは走った。 家を見ると落花生がいっぱいでした。

「分かった」ハズは驚いてゴンを見た。

「まだ授乳中ですか？」

純二は目を閉じてうなずいた。

シャオシューは導火線を取り出して叫んだ。 口からは青い煙が出ていました。

結果　もはや生物でないものが物語に登場し始めた。それでも変わらずゴンは授乳を続けているらしく、子ぎつねを育てるので手一杯なのかな。