短歌とは面白いもので、概ね三十一音に限られながら、その内容は千差万別です。

矮小な身の上では、無限にも感じられます。

三十一音の宇宙と表現して差し支えないように存じます。

詠む人により、時期により、場所により、心は変わります。

心が変われば、着目する場所が、使う言葉が、届けたいものが違います。

同じ日の同じ出来事でさえ、きっとまた違う顔を見せてくれます。

そうやって、いろんな色で、いろんな香りで、いろんな味で、三十一音を楽しみたいですね。

そう、バスキン・ロビンズのアイスクリームのように！

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