第10話 これでも焼き石に水かも知れない

お金を全部冒険者ギルドに移して、俺の口座に預け入れした。


冒険者ギルドも含みギルドは前の世界の農協や銀行に近い。


また、冒険者ギルドの口座は冒険者証と連動しているので、これで1まず安心だ。


俺は金貨10枚だけ残し全部を預けた。


お金には余裕があるから、レストランに入ってみたが銀貨1枚も取るのに、味は980円ステーキに劣る味だった。


そして俺は治安を考え高級宿屋に泊まる事にした。


銀貨3枚も取るのに、部屋にお風呂とトイレがついていて1階にコンセルジュが居るが、逆に言うとそれだけだ…


悪く言うなら前の世界のビジネスホテルのツインルームの方がかなり良い。


異世界から来ると、温水洗浄便座が無いのが辛い。


これで、お金に困る事は無い。


だが、此処は異世界だ。


前の国に比べてかなり危険な世界だ。


早急に強くなる必要がある…


残念ながら剣を強くなる方法は残念ながら無かった。


だが、素手で強くなる方法はある。


使うのは…


『ファルコンアイ』


『ストロングイーグル』


『読むだけで身につく奥義書 3冊セット』


『宇宙局と開発ストロングマシーン』


取り敢えず、この4つからやる事にするか?


怖いから、ある程度身につけるまで外出は控えた方が良いだろう。


さぁ今日からチャレンジだ。


本物になったこれらがあれば…少しは強くなれるだろう。


ただ、此処は異世界…魔王やドラゴンが居る。


良く考えたら…これでも焼き石に水かも知れない。


此処までやっても1流の冒険者には届かない気がする。









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