一人称と三人称、どっちがいいんだろ。

 いつも一人称を使って書いてるんだけど、どっちがいいんだろ。自分が一人称を使う理由は、みっつ。


 まず、主人公になりきって書く方が、話が勝手に進んで楽だから。ま、思ったような展開にならなくて、もやもやした終わり方になることもあるけど。

 それと、感情の描写がしやすいから。主人公の気持ちが読んでる人に伝わりやすい気がする。三人称でも間接的に感情を伝えられる人、おしゃれで尊敬する。

 あとね、話にしかけが作れるから。主人公の目線からは分からないことや、主人公にとっては当たり前すぎて言わないことを後出しして緩急をつけるの、なんか好き。


 でもさあ、あまりに自分と遠い性格や年齢の主人公だと、ほんっと難しい。なんていうか、解像度が低くなってリアルじゃなくなっちゃう。だから、三題噺なんかはなるべく色んな人のお話を書いてみてる。好きな小説家に、主婦なのに、少女の繊細な恋心も中年の男性の生々しい下心も書ける方がいるんです。今になって凄さを実感しますね。


 最近は一人称的三人称?の小説も多いけど、あれやっぱ書きやすいのかな。ただ自分の場合、三人称で地の文を書くと、なんかうざったくなる。作者の自我出てるやんけってなりそうなうざさなんだよね。一文が長いからかな。


 思ってること書いてみたけど結論出ない。こまったこまった。

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