独り言つ。
津川肇
完結させるのってむずかしい。
長編をきちんと完結させるって難しい。だからいっつも短編に逃げちゃう。でもそんなにぽんぽんアイデアは湧いてこないから、三題噺ばっかり書いちゃう。お題とにらめっこして、新品の「マット」、幸せの「ほころび」……ってな感じで、連想ゲームで何とか着地。短編でもぜーぜーで完走してる。
最近はお題系の自主企画にも参加してみてるけど、これはすっごく楽しい。自分では思いつかないようなところからお話が始まるから、どこへ辿り着くんだろうなあと思って眺めてる。ただ、公開するときはすっごくどきどきするけど。こんなん思ってたんとちゃうって思われたらごめんなさい、って念じながら青いボタンを押してます。
話が逸れたな。
自分が長編を完結させられないのは、もうほんとにプロットちゃんと書かないからなんじゃないかって思う。なので、今はしっかり一作品を練ってる。自分で褒めようえらいね。短編を自分で読み返してみても、ここは筆のってんだろうな、あ、ここらへん飽きてんな、うわ投げやりぽいで終わったな、ってばればれだ。みじめ。でも書くのは好き。
そもそも自分の書く短編は完結してないような気がしてきた。大抵は、主人公のちょっとした心の動きを切り取ったらはいおわり。これでいいのかな。長編を書くときは、毎話に展開をつけて、全体を通してかたるしすを感じられるようにしたいなあなんて。そしたら、ちゃんと完結できたねって思える気がする。
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