いいから早く仕事しろ

いつもの仕事

朝8時まだカーテンの隙間から光がのぞく部屋で

ごそごそと布団から聞こえてくる

少ししたら機械から聞こえる人の声が響き渡る

8時20分になる頃には音はやみ私は目が覚める

電源が入り仕事をするためにユーザIDとパスワードを入力する

どうやら間違えたみたいだが忘れたわけではないようだ

長いパスワードと頭がまだ目覚めていないようだ

そんな朝らしいミスがありながら10分という短い時間で仕事の準備をする。

午前中には仕事があまり仕事がない

ミーティングで話すことが多いようでプログラムの作り方について

午前中ずっと絶え間なく話している当然疲れる。

お昼に近づくにつれて声もかすれてきて声を出す時に言い間違えたりもする。

ただこれを毎日やっているかというとそうではなく

ミーティングをしていない時はキーボードを叩き作業をするのではなく

なぜか画面から目を話何か夢中になるようにみて笑っていることが多い

話す時と笑っている時の顔つきが違いすぎると感じるためか同じ人間なのだろうかと思うことが多い

お昼休み中はエネルギーを補給し時間いっぱいまで休んでいる

その間に来た連絡などはスルーして休むことに徹底することが残業をしないためのコツだという

さあ昼休みも終わりだ午後から仕事をしよう

ただ昼寝をしていて頭がまわっていないのか寝ぼけ眼である。

またかと午前中を思い出しながら午前中に来たメールを返すのがルーティンだ

メールについてはあまりやり取りをしないようで朝1番と午後の13時そして16時くらいにチェックして返信が多い

それ以外はチャットツールでチームとの連絡を取っている

午後の仕事はプログラミングをなどをしている

いわゆる一人で集中してできる作業だ

午前中にもできるのになぜやらないんだろうと感じるのは仕事を始めたばかりのことで慣れっこだ。

30～40分開発をして10分くらい外に散歩に行くこれが彼のルーティンで

集中力はあると思うのだがいかんせん休憩が多い気がする。

比較対象がないから別に構わないのだがこれでいいのかとたまに思う。

きっと普通とは違う働き方をしているが仕事の成果は上がっているようで

責められているようなミーティングは無い。

本当に不思議だし仕事を探している時もある。

さあ集中して仕事をしたおかげか空がだんだん青から茜色に変わってきた

そうなってくれば彼の仕事は終わっている。

定時退社30分前には今か今かと明るい顔つきで何かを待っている。

そして定時になり帰宅のチャットをし仕事を終える。

私はデスクから退けれ彼は晩ご飯を買いに外に出る

今日もお疲れ。明日もいい仕事ができるといいなとゆっくりと画面を閉じながら

私は少し長い眠りにつく