第2話 仮想空間。
よく来た。ここは仏様が作った、人類の最終フロンティア。いわゆるば仮想世界だ。どうだい?と聞かれ、僕は一時前に感じた仮想空間の感触を思い出し、狭間との間で揺らめぎ、変わらない位置にいる意味を知った。君に体験してもらう前に忠告しておく。1、前冊のように戦争を煽る、多国間での緊張状態を作るな。2、あとはテメェの好きにしていい。...テメェの能力は現時点で確実に地球儀を回すが、さて、いつまで逃げの状態が続くやら。小説を知っている人たちからすると、便所の落書き〜なのだ。あくまで日誌ととらえろ、なんでも書いていいんだ。蜘蛛男(くもお)はすっかり落ち着いている。まぁ1日目はこんなもんだ。今日の所は寝て起きれば、現実世界だ。もし仮想空間に行きたいのであれば、この薬を飲みたまえと、蜘蛛男(くもお)は酸化マグネシウムそっくりの薬を渡してきた。そして、私は今日からあなたの遣いとなる、さらばだと蜘蛛男は消えた。今まで不思議な経験をしてきた一也だからこそ分かる確信。そう、この世界は仮想空間。
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